心理カウンセラーの種

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1分でわかるパニック障害とは

 2016年9月14日  

パニック障害とは、突然不可解な不安発作(パニック発作)に襲われる精神障害です。

具体的な症状として、

  • 心臓がドキドキする
  • 脈が速くなる、息苦しい
  • めまい、震え、しびれ、発汗、吐き気

などの身体症状が現れます。

通常何か原因となるような身体の病気があれば、上のような症状も理解できます。しかしパニック障害の場合は心の問題が身体に現れていて、本人からすると一見原因不明なため、死んでしまうのではないか、気が狂ってしまうのではないかと思うほどの強い恐怖感・不安感が伴います。

上記の症状は急速に高まり、数分から数十分くらい続いた後、おさまります。この症状が原因で実際に死に至ることはありません。

特徴

このパニック発作は繰り返し起こります。頻度は様々ですが、ひどい時には毎日~週1回以上起きます。

発作のきっかけとしては、満員電車・人が混雑している場所にいるストレス等がきっかけとなって発作が起きるケースもありますが、何のきっかけもなく発作が起きることもあります。

パニック障害の当時者として1番怖いのは、この「何のきっかけが無くとも突然発作が起こることがある」という点に尽きると感じます。

特定の場所や状況とは無関係に発作が現れるので、発作を予測出来ません。発作のない時でも常に、「また起こりはしないか」という不安(予期不安)が湧いてきます。この予期不安があるため、リラックスする事が出来ず強いストレスを感じます。

発作は繰り返し起きるため、予期不安が原因で1度発作が起きた場所へ行けなくなる場面恐怖になる事があります。

パニック障害の要因

パニック障害の方は、職場や家庭等の日常生活にストレスを強く感じている事が多いです。芸能人の中にパニック障害になる方もいますが、芸能人は休みが取りにくく多忙だったり、本来の自分とはかけ離れたキャラや役割を演じざるを得ない時もあるので、ストレスフルだと感じます。

要因としては、心理的な事に加えて「生物学的要因」があるとも考えられています。具体的には脳内の神経伝達物質であるセロトニンや、ノルアドレナリンなどの分泌異常との関連性が示唆されています。

日常生活への支障

パニック障害の方の中には、もし発作が起こった時、逃げられない、助けてもらえない場所や状況を恐れ、避けるようになる方もいます。

具体的には、1人で外出できない、遠出できない、乗り物に乗れない(特に特急などの停車の少ない電車、橋や高速道路を運転する事など)、店や劇場などの人混みに入る事ができない状態になります。こうなると、日常生活に支障をきたしてきます。

パニック障害の治療には医療行為に加え、行動療法・認知行動療法などの心理療法が使われる事が多いです。

パニック障害になり、克服した有名人

芸能人・有名人の方にもパニック障害を克服している人は多いです。

  • 中川剛 (芸人)
  • 岡村隆史(芸人)
  • yui(歌手)
  • 鬼束ちひろ(歌手)
  • KinKi Kids堂本剛(歌手)
  • 高木美保(女優)

詳細は、パニック障害・統合失調症等の精神疾患を克服し、活躍している有名人8選の記事をご参照下さい。

以前の呼び名は不安神経症

パニック障害として独立して扱われるようになったのは、1980年からです。それまでは、不安神経症の一部として扱われていました。

従来の不安神経症は、パニック障害(突然の不安発作に襲われるのが特徴)と全般性不安障害(慢性の不安状態に陥るのが特徴)に分けられています。全般性不安障害は、生物学的要因は無く、心理的要因が主な原因とされています。


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