虐待する人の心理とたった1つの対応法

 2015年9月10日  

神奈川県川崎市の老人ホーム「Sアミーユ川崎幸町」で2014年11月以降入所者3人が転落死、入浴中に1人死亡したのに続き、それ以外にも職員が入居者に虐待していたことが確認されています。

上の動画では、確かに職員が老人の頭を叩いています。ひどい。暴力だけでなく、暴言も虐待に含まれます。

私も以前介護施設で働いていたことがありますが、認知症の方はどんなやさしい職員が対応しても突然叫ぶことがあります。しかし映像の入居者の方は、職員に対して明らかに危機感を持っているので、認知症が強い・あるとは思えません。

この記事では、虐待・いじめをする人の心理と対応法について紹介します。

環境要因

Sアミーユ川崎幸町は定員80名ですから、職員の数は20名程度ではないかと思います。少なくともそのうちの4人の職員が虐待の事実を認めたということですので、上の立場の人も知っていて注意しなかったとしか思えません。

この施設は平成23年11月開設で比較的新しいです。職員の意識も横並びに近かったのかもしれませんが、上の立場の人がきっちりと指導していればこんなことにはならなかったでしょう。

そんな環境で虐待が容認されたような雰囲気になり、他の人もやっているという意識が多数の虐待職員を生んだ要因でもあると思います。

自己肯定感の低さ

自己肯定感とは、自分で自分にOKを出せる、肯定出来る感覚です。

自己肯定感が低いと、どうしても自分のことを好きになれなかったり、落ち着かない、ただ生きていることが苦しい感覚が強くなります。

自己肯定感の低さが虐待に繋がるのは、DV加害者にも共通します。虐待する人はその行為で自分が相手よりも立場が上であること、相手を屈服させていることを確認出来ます。許される行為ではありませんが、虐待することで自分自身を保つことができます。

また自己肯定感が低すぎると、自分を傷つけるか、相手を傷つけるかのどちらに走ることがあります。その行為で自分自身を初めて確認出来るわけです。

対応法

そんな人とは出来るだけ距離を取る、離れる、関わらないようにするのが1番です。DVでも暴力があった場合は、まずそこをから離れることが強く推奨されています。

虐待は、受けた人が悪いのではなく、やった人が悪いのです。

虐待を受け続けていると、「本当に自分が悪いんだ」という感覚が根付いてきて、そこから離れるという正常な判断が出来なくなることがあります。心もただ苦しさしか感じなくなると、そこから回復するのにとても時間がかかります。

特に夫婦関係や家庭内の虐待は、表沙汰にしづらい面があり、ひたすら耐えた結果心が壊れると不幸なだけです。

虐待を受けた場合は、出来るだけその人から離れて下さい。あなたが悪いから暴力を振るわれているのではありません。


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