傾聴パートナー資格通信講座のデメリットとメリット3つ

傾聴パートナー資格通信講座は、傾聴を使ったメンタルサポート力が高まる講座です。

傾聴の習得には知識も大切ですが、実際に傾聴される体験や、傾聴する経験も非常に大切です。そのためこの講座は、動画主体の通信講座と合わせ、プロとのオンライン傾聴トレーニングがセットになっています。

この記事では傾聴パートナー資格通信講座の概要と、メリット・デメリットを解説します。

公式サイト
https://www.iyasi-tukurimasu.com/online/product/keicho/

資格取得について

学べる内容 傾聴技法のすべて
受講期間 平均1ヶ月
試験について オンライン、自宅で受験(実技試験は無し)
難易度・合格率 やさしい。試験に7割以上で合格
費用について 受講料:22,880円 (税込)
更新の有無 更新の必要無し

傾聴実習について

この講座の実習は、ペーパーやウェブ上のテキストのやり取りではなく、通信講座で習った内容を、実際に身近な人に行う実習です。

友人・知人・家族などの身近な人とやりにくい場合、スクールの講師とオンラインで実習を行うことが可能です。スクール講師との実習をセレクトした場合も、余計な料金はかかりません。

実習にかかる時間は30分もあれば充分で、シンプルに傾聴技法を実践して身近な人の話を聞く内容です。

傾聴はスキルのため、知識も大切ですが実践することで始めてスキルアップにつながるため、この実習が含まれています。

デメリット|良くも悪くも傾聴特化

この通信講座のデメリットは、良くも悪くも傾聴に特化している点です。

カウンセリングのベースとなっている傾聴(来談者中心療法)については学べますが、カウンセリングでよく使われる心理学・心理療法については学べません。

もちろん傾聴の効果は、話し手にとっても聞き手にとっても非常に大きいです。
詳細:傾聴の効果とメリット5つ

ただし心の問題解決を目的とした場合、各種心理学・心理療法の考えをベースとした情報提供やアドバイスが必要なケースも多々あります。

そのためこの講座は、心理学・カウンセリングを学びたい方には不向きで、シンプルに傾聴を学びたい方向けです。

メリット3つ

1 実践的な傾聴を学べる

当講座の講師は、2004年からプロの心理カウンセラーとして活動しています。傾聴を心理カウンセリングで使っているのはもちろん、カウンセラー志望の方の傾聴トレーニングも継続実施しています。

そのため講義内容は実践的で、悩み相談や実生活において傾聴を具体的にどう使えば良いか、わかりやすく学べます。動画講義には悩み相談の事例も含まれており、各種傾聴技法のトレーニング方法も解説されています。

2 実際に傾聴する、傾聴されるを実感できる

この講座の大きな特徴として、通信講座だけでなく、オンラインでの傾聴トレーニングも含まれている点です。

オンラインでプロの心理カウンセラーとの傾聴ロールプレイ(聞き手と話し手に分かれて実際に傾聴を行う)60分が含まれており、通信講座での学びをそこで実践できます。

傾聴はスキルのため、通信の座学の学びだけではどうしても掴みにくい部分があります。オンラインでそこをカバーしている通信講座はこの講座だけです。資格取得に必須ではなく任意ですが、受講された場合は活用されるのがお勧めです。

3 安価で学べて資格取得できる

受講料は22,880円 (税込、2025年現在)で、通信講座の中でも最安クラスです。安さの理由として

  • コンテンツが傾聴に特化されていてシンプルなため
  • 通信添削課題はウェブ上で自動化されており、人件費がカットされている
  • 広告費をかけずに自社メディアで集客している

点が挙げられます。

リーズナブルなだけでなく講義内容には、「実際に傾聴を使って悩み相談を受けている様子動画20分」も含まれており、動画の視聴期限も無期限なため、始めての方が傾聴を学ぶのに最適な講座といえます。

傾聴パートナー資格通信講座公式サイト
https://www.iyasi-tukurimasu.com/online/product/keicho/

この講座が向いている人

以下の方に特に向いている講座です。

  • グチ聞きの仕事に関心がある方
  • 傾聴力を高め、メンタルサポート力を上げたい方

傾聴の学びは身近な人に役立つのはもちろん、学ぶ人自身も聴き上手になるとコミュニケーションのストレスは大きく変わります。

傾聴パートナー資格通信講座ページから実際の動画講義のデモも見れますので、傾聴に興味のある方は是非チェックしてみて下さい。

執筆者: 井上 隆裕