カウンセリング関係

オンラインカウンセリングのデメリット5つとメリット、向かない人

オンラインカウンセリングは、パソコンまたはスマートフォンを使った心理カウンセリングです。

コロナ以降一般的になってきており、比較的歴史は浅いため、特にデメリットや効果のほどが気になると思います。

私自身プロの心理カウンセラーとして、対面、オンライン両方で普段からカウンセリングを行っています。

この記事ではその経験を踏まえ、まずは多くの方が気になるオンラインカウンセリングのデメリットからお伝えします。その後、メリットと向き・不向きについて解説します。

オンラインカウンセリングのデメリット5つ

1 対面よりも内面を出しにくい

対面よりもオンラインだと内面を出しにくい理由として、基本的に自宅で受ける方が多いためです。

カウンセリングでは自分自身の内面(普段の生活ではフタをしている感覚・感情)を見る、向き合うことで問題解決に導くケースが多く、非日常の環境であれば、この内面を出しやすい特徴があります。

対面でのカウンセリングルームでは、この非日常の作用が働き、話しやすさが生まれます。

自分自身の内面と向き合うことは、たとえ対面で受けても、人によって向き合えるタイミングは変わります。向き合えると、得られる結果としては納得感が強くなります。(向き合えると良い、そうでないと悪いというものではありません)

自分自身の内面と向き合うのは、オンラインカウンセリングでももちろん可能ですが、軍配は対面に上がります。

普段生活している自宅で受けると、非日常の環境ではないため、カウンセリングルームよりもどうしても内面を出しづらいです。

2 対面よりもカウンセラーが受け取る情報量が少ない

対面だと、相談者の姿勢や細かな表情の変化がわかりますが、オンラインだとどうしても表情のみになります。

また、回線が遅いと画質が落ち、表情がわかりにくくなります。

カウンセラーが受け取る相談者の情報量の量と質で、どうしても対面とは差がでます。この情報量の差がカウンセリングにも影響が出る場合があります。

3 環境によりセッションに集中しにくい場合有り

特に自宅で受け、幼いお子さんの子育て中の方は、お子さんが気になってカウンセリングに集中しづらいです。

その時間だけお子さんを預かってくれる人が近くにいれば良いですが、環境の安心面ではカウンセリングルームが勝ります。宅配便や、予期せぬ来訪者が来る心配もありません。

4 事前にセッティングしておく必要有り

これはカウンセリングルームの往復と比べると小さめのデメリットですが、事前にオンライン会話の設定をしておくに越したことはありません。

基本的にオンラインカウンセリングは、指定のURLをクリックするだけでカウンセラーとの会話が可能ですが、個人個人の設定によっては、マイクやカメラがオフになっていて、なかなか会話が出来ないケースもあります。

そのため事前に設定しておいた方が安心感があります。(Zoomの場合、接続テストURLなどでチェックが望ましいです)

4 通信容量を消費する

ここはスマホの方のみ該当します。1時間当たり約0.5Gの通信容量を使用します。

wifi利用の方や光回線を利用している方は、該当しません。

5 物を使うカウンセリングは受けにくい

心理カウンセリングには、砂箱やグッズを使用する箱庭療法や、絵を描くアートセラピーがあります。

ここについては対面でも使える心理カウンセラーとそうでないカウンセラーに分かれますが、オンラインだと「モノを使って行うカウンセリング」は難しく、会話中心になります。

補足 外出のきっかけにはならない

ここは普段問題なく外出している相談者の方には当てはまりませんが、ひきこもり気味の方にとっては、対面のカウンセリングは家から外出する良いきっかけになります。

電車や公共の交通機関を使って初めての場所(カウンセリングルーム)にたどり着けると、それだけで少し達成感が出ます。オンラインだとこの感覚は味わえません。

上記のデメリットを踏まえた上で、それでもオンラインカウンセリングが選ばれている理由があります。

オンラインカウンセリングのメリット3つ

1 対面よりも受けるハードルが低い

  • 自宅で受けられる(出向く必要が無い)
  • 匿名でも受けられる(機関によります)
  • 音声のみでも可能(顔を知られなくても受けれる)

上記の理由で対面のカウンセリングよりも、受けるハードルは低いです。

受けるハードルが低いと、心の問題が深くならないうちに対処することにもつながります。

特にカウンセリングルームまで出向く必要がない点は、近くに心理カウンセラーがいない人にとっては大きいです。往復の交通費(ガソリン代)はかかりません。

2 自分に合うカウンセラーを全国から探せる

対面の場合、通える範囲で選ぶ必要がありますが、オンラインでは地域に関係なく、自分に合うカウンセラーを選ぶことができます。カウンセラーとの相性は大切で、不信感があると、本来話せることも話せません。

ここはデメリットになりうる場合もあり、カウンセラーが多く登録されているサイトで受けると、自分に合うカウンセラーに出会うまで時間がかかる場合もあります。

自分に合うカウンセラーを探すには、そのカウンセラーが発信している情報(ブログ記事やYouTubeの内容など)を見て、納得できるかどうかを大切にするのがお勧めです。

3 料金が対面よりも安い場合が多い

ここは相談機関によります。

対面よりもオンラインのほうが料金が安くなる理由は、シンプルにオンラインのほうが、カウンセラー側の経費が安くすむ場合があるためです。

  • カウンセリング自体の料金が対面より安い
  • 交通費がかからない

と、対面よりも料金面でのハードルが低いのは大きなメリットです。

オンラインだと心の問題を解決しにくい?

実際のところ気になるのは、

  • 対面とオンラインで大きな違いはあるのか?
  • オンラインだと悩みの解決に至らないのでは?

という点だと思います。

この点については、私自身オンラインカウンセリングを100件以上行っていますが、オンラインカウンセリングで充分心の問題解決のサポートになると感じています。これは私に限らず、オンラインカウンセリングが広く受け入れられ、継続されていることからも間違いありません。

電子メールが普及したとき、メールカウンセリングも同時に出ましたが、こちらは一般化しているとは言い難いです。メールと会話の情報量の差が大きいためだと感じます。

もちろんオンラインカウンセリングが向いていないケースもあります。

オンラインカウンセリングが向いていない人

記事本文でも触れていますが、向いていない人を改めてまとめます。

  • 外出は出来るけれど、ひきこもり気味の方
  • 落ち着ける環境で受けるのが難しい方
  • 物を使った心理療法(箱庭療法や絵画療法)をやりたい方

実際に受けられた方の中には、対面と大きな違いはなかったと感じられる方も多いです。

私自身もオンラインカウンセリングを実施しておりますので、気になる方は是非以下のページをご覧下さい。

オンラインカウンセリング
https://www.iyasi-tukurimasu.com/online/product/counseling/


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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

2004年よりプロの心理カウンセラーとして活動。2013年に独立開業。ジョイカウンセリングスクール代表。 運営者情報

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