心理カウンセラー情報サイト
当サイトは、主に社会人から心理カウンセラーを目指す方に役立つ情報を掲載しています。
私自身社会人になってから2002年に民間のカウンセラー養成スクールに入学し、2004年からプロとして活動してます。
心理カウンセラーになるまでの学びやトレーニングは、相談者のためになるのはもちろん、自分自身の人生に多大な影響を与えてくれました。
そんな心理学・カウンセリングの良さを知っていただく1つのきっかけになればと思い、このサイトを運営しています。
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資格取得して心理カウンセラーになるには
動画で知りたい方はこちら
心理カウンセラーになる方法はとてもシンプルで、何らかの心理資格取得後に仕事を得ます。心理系の大学、大学院で学ぶか、民間のスクールで学ぶかのいずれかです。
心理資格は大学院修了が必要なものや、通信でかんたんに取れるものまで様々なタイプがあります。それぞれ解説します。
目次
大学または民間のスクールかの選択
どちらを選択しても、ほとんどの心理資格は
- 各資格の受験資格を満たす(規定の講座・カリキュラムを受講する)
- 試験に合格する
という流れで取得できます。
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資格の種類について
「心理カウンセラー」は「カウンセリングを使う人」という意味合いのため、無資格で「私は心理カウンセラーです」と打ち出しても法には反しません。ただ、プロとして活動している人は何らかの心理資格を取得しています。
クライント(相談者)に信頼してもらったり、納得のいくカウンセリングを提供するためには、先人が確立してくれている心理学や心理療法を学ぶのが効率的です。
基本的に取得難易度が高い資格ほど仕事を得やすいです。
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心理カウンセラー資格難易度ランキング1位~10位|プロが判定
また、資格によって対応分野が分かれます。
大学・大学院で学び、公認心理師または臨床心理士を取得
現在中高生で、病院や学校で活動したい方向けです。というのも、どちらも応募要件として公認心理師、または臨床心理士資格が求められる事がほとんどだからです。
どちらの資格も、認知度・信頼性が高いのがメリットですが、取得までに時間と費用がかかります。公認心理師資格取得までの期間は最短6年です。また、大学や大学院での実習時間が多いです。
社会人になってからでも、通信課程の大学を活用して受験資格を満たす事も可能ですが、プロとして活動している人は必ずしも心理系の大学を卒業しているわけではありません。
民間のスクールでの資格取得
こちらは社会人向けです。民間のスクールで学び、プロになる事も可能です。近年SNSを活用したカウンセリングの求人もありますが、民間のスクールから募集されています。
各スクールの講座を受講終了後に、そのスクールで実施される試験に合格することで資格取得します。試験は筆記試験と実技試験の両方が行われていることが多いです。実技試験のほとんどは15分ほどの傾聴ロールプレイで、そこまで難しいものではありません。半年~1年程度で受講を終えてから試験に望むタイプが多いです。
心理の学びを仕事に活かしたり、ご自身のメンタルヘルスのため、コミュニケーション力アップ等が目的であれば、大学や大学院に通うのではなく、民間のスクールの方が実践的で料金も安いです。
民間のスクールは、様々な種類があります。スクールによって学ぶ人の癒やしを重視している所もあれば、スキル習得が得意なスクールもあります。
民間のカウンセラースクールに向く人と向かない人|失敗しない学校選びのポイント
民間の団体・スクールが認定する主な心理資格
通信の心理資格
最短で手っ取り早く資格が欲しい、心理学を学びたい方向けです。費用の目安は4万円、資格取得までの平均期間は3ヶ月です。心理の仕事をしたい方向けとはいえません。
人気の心理資格
当サイトのページ閲覧数が多く、人気の高い資格を紹介します。
資格名 |
特徴 |
キャリアコンサルタント | 国家資格の割に取得難易度が低い。 |
公認心理師 | 難易度は高いが信頼性No1。 |
セルフケアカウンセラー | 仕事には繋がりにくいが最短最安で取得可。 |
臨床心理士 | 認知度が最も高い民間資格。 |
心理カウンセラー資格では無いもの
精神保健福祉士、社会福祉士は「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職であり、心理資格ではありません。
どちらも国家資格ですが、受験資格をみても明らかに福祉資格です。
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心理カウンセラー資格を取得しても意味が無いケース3つと意味があるケース
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心理の仕事について
- ハローワークなどで公募されている仕事
- 学んだスクールに関連した仕事
- 独立開業
いずれも人気・競争率が高いです。
心理カウンセラーとは?
一言でいうと、悩みや心の問題を抱えている方を、会話や心理療法でサポートする人のことです。
絶対的に求められる条件は、話しやすさです。他人には話しにくい苦しさや辛さを打ち明けてもらう事が、心の問題解決の大きな糸口になるためです。
どんな事が辛いのか?を明確にする事で、相談者が本音の部分で求めている・望んでいる事を共に考えていきます。カウンセラーのサポートで、人間関係や恋愛での悩み、生き苦しさ等がクリアになると、相談者の人生に大きく貢献出来ます。
ちなみに無資格で「私は心理カウンセラーです」とSNSなどに記載しても法的な問題はありません。ただし信頼性が無いため、プロとして活動している人のほとんどは何らかの心理資格を取得しています。
注意点
国家資格の公認心理師は法的に名称独占資格のため、「心理師」という名称を使うと違法です。「心理士」なら大丈夫です。
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私がプロになるために心がけていた事
民間の養成スクールからプロになれる人は、実は非常に少ないです。
もちろんプロを目指していない方もいますが、体感的にはプロになれるのは100人に1人程度です。
その中で私自身心がけていたことを3つ紹介します。
見習いたいと思える人を見つける
これは入学前に心がけていた事ですが、カウンセリングは人から習うものという認識がありました。そのためスクールの規模よりも、そのスクールの講師を見習いたいと思えるかどうかに重点においていました。
受講生の中には講師に反発的な人もいましたが、見習いたい感覚が弱いと、当然学びの質が非常に悪くなります。
トレーニングの予定を第一優先にする
カウンセリングトレーニングの予定を、他のどんな予定よりも優先的に入れていました。
私自身カウンセラー養成スクールに通うために引っ越していたので当然といえば当然ですが、他の受講生の中にはプライベートな予定(子供さんのPTAの予定など)を優先させている方もいました。
トレーニングの予定を第一優先にしていれば当然その時間は増えますし、スクールの方からも可愛がってもらえますので、チャンスは増えます。実際そのスクールがある企業から仕事を請け負った時、スクールの方から私に仕事を振ってもらえました。
カウンセラーになると覚悟を決めて続ける
心理カウンセラーとして食べていけるかどうか不安に感じている方は多いです。実際私もそうでした。
ただ、すでにプロとして活動している人は多くいます。であれば後はプロになれるまで続けるだけです。続けていればライバルは勝手に減っていきました。
私自身心理の学びをスタートしたのが2002年で、その間数百名の受講生に会ってきました。その中で当時からカウンセリングをずっと継続しているのは、私を含めて2人だけです。その人もプロとして続けています。
プロになるための道のりは楽なものではありませんが、心の悩みを抱えた人の役に立てる事はとても幸せなことだと思います。
よくある質問
実際にプロとして活動している観点からお答えしています。各項目をクリックすると回答が開閉されます。