カウンセリングに行くと余計に疲れる、調子が悪くなる理由3つ

 2017年6月6日  

カウンセリングは基本的に癒やされたり、自分の事を好きになれたり、心の問題を解決出来るものですが、時に調子が余計に悪くなる事があります。その理由としては次の3つです。

  1. カウンセリングが的外れで疲れる
  2. 自分の気持ちに向き合うのが苦しい
  3. カウンセラーの相談者に対する理解が浅い

それぞれの詳細と対処法を解説します。

カウンセリングが的外れで疲れる

これはカウンセラーが未熟なために起こるケースです。

例えばカウンセリングを受けていて、色々な事を聞かれて話しているうちに、自分の悩みがわからなくなると余計に混乱して整理がつかなくなります。

また、自分の悩みとは的外れで、話したくない事を質問されるのも嫌なものです。

この場合の対処法としては、カウンセラーを変更するのが1番です。カウンセリングの基本は、悩みや状況を明確にして整理する事ですが、それが出来ないカウンセラーに当るとこうなります。

自分の気持ちに向き合うのが苦しい

カウンセリングで調子が悪くなる理由として最も多いのがこれです。

「カウンセリングを受ける毎に精神状態が悪くなる」と感じられる事がありますが、この場合は言葉を変えると、

カウンセリングを受ける毎に、抑えていた・感じないようにしていた気持ちが浮き上がってくる

という事でもあります。

実はこれはカウンセリングが着実に進んでいる証でもあります。

例えば、私自身カウンセリング講座の講師トレーニングを受けていた時に、過呼吸が出たことがあります。

なぜ過呼吸が出たのかというと、私の場合は過去の体験で無意識の内に「怖さ」を抑え込む心の癖がついていたんですね。

本音としては「人前で話すのが怖い」、「自分を変えるのが怖い」という思いがあったのですが、それを無意識のうちに無理やり押さえ込んでいたんですね。その弊害が、過呼吸となって身体に現れていました。

これをクリアにするためには、怖さを感じている自分を受け入れていくしかないのですが、自分の感情に触れる事にも段階や慣れがあります。

カウンセリングが進む毎に、その時に抑えていたマイナスの感情が浮き上がってくると、精神状態が悪くなると感じられます。

その段階がクリアになれば、怖さやマイナスの感情を感じている自分も許容出来るようになり、自己肯定感も高まっていきます。

とはいえ、マイナスの感情(嫌な気持ち)を思い起こすのは、実は心の体力をかなり使います。やれる時期とそうでない時期もあります。思い起こすと心が壊れそうになる体験をされている方もいると思いますので、出せないのであれば無理に出す必要はありません。そんな時はしっかりと眠って、食べて、身体を整えるのが第一です。

訓練を積んだカウンセラーであれば、そんな状態もしっかりと見極めてくれ、安眠・リラックス出来る方法を伝えてくれたりします。
リラックス方法関連リンク:自律訓練法とは|1分でわかる効果と方法

特にトラウマ(精神的ショック)が強い方の場合

例えば「子供の頃に母親から愛されなかった悲しさが、心の深い部分にある」けれども、それを押さえ込み、見ないようにして生活する事もできます。

カウンセラーがそういったトラウマを思い起こさせようとするのは、トラウマを見つめることで自分の中に無意識のうちに根付いていた心のクセに気付けて、問題が改善できるケースも多々あるためです。
詳細記事:脚本分析(人生脚本)とは|無意識に繰り返される人生のパターン

ただし、今まで見ないようにしていた「愛されなかった自分」をどうしても受け止められない、それを見ようとすると、今の自分が保てないくらい苦しいというケースもあります。

そんな場合は、「過去の苦しい体験を思い起こす精神分析的なカウンセリング」よりも、「今の生活で接している人、関係を深めたい人からどうすれば愛されるようになるか?」を考えて、幼い時に得られなかった愛情不足を解消していくほうが効果的です。こちらなら苦しくありません。

「苦しさを思い起こす精神分析的なカウンセリング」は、効果的な場合とそうでない場合があります。ですので、カウンセリングを受けていて苦しくなったら、是非それをストレートに担当のカウンセラーに伝えてみて下さい。

「自分の気持ちに向き合うのが苦しい」という理由以外にも、カウンセラーから「今の自分の状態をしっかりと理解してもらえていない」場合にカウンセリングが苦しく感じられます。

カウンセラーの相談者に対する理解が浅い

こちらに対する理解が浅いと、今の自分の状態にそぐわない課題をカウンセラーから出されます。

例えばひきこもり状態で、最終的にアルバイトに行けるようになりたいという目標をカウンセリングで立てた時、その人がなぜひきこもりになったのか、今どんな気持ちなのか?をカウンセラーが理解せずに、バイトの面接方法などのレクチャーになると、カウンセリングに行くのが辛くなります。

カウンセラーがゴールを先走ってしまうあまり、ラポール(信頼関係)が出来てないのにも関わらずアドバイス主体のカウンセリングになると苦しいです。

まとめ

カウンセリングで調子が悪くなる最も多い原因としては、自分の気持ちに向き合う苦しさや抵抗感です。

カウンセラーが嫌な体験や感情を思い起こそうとさせるのは、感情は出すことで浄化される(クリアになる)一面があるからです。

もし、カウンセリングを受けて調子が悪くなれば、是非それを担当のカウンセラーに素直に伝えてみて下さい。きっとカウンセラーはそんなクライアントさんを何人も経験しているはずです。

カウンセリングだけでなく、実際に歩き始めるためには、じっとしている時よりも少しバランスを崩す必要があります。歩く時には片足を宙に浮かせないといけません。

心の問題をクリアにする時にも、これと同じような事が起きるケースがあります。

調子が悪くなったとしても、ある意味正常な反応です。信頼できるカウンセラーであれば、続けてみて下さい。

ただし、カウンセリングの苦しさが強く、それを伝えたのにもかかわらず、過去のトラウマを掘り起こしてくるカウンセラーであれば、そのカウンセラーから一旦離れた方が良いです。
認知行動療法森田療法などを扱える、精神分析主体ではなく、行動改善が得意なカウンセラーの方があなたに合っています。

カウンセラー資料を取り寄せて比較・検討してみませんか?

カウンセラースクール総合サイトから、あなたが気になった心理資格や講座を選択し、資料を取り寄せることが出来ます。

資料請求は2分ほどで無料で出来ます。様々なスクールと学びの種類がありますので、ご自身に合うものを比較検討してみて下さい。

資料請求(無料)は今すぐこちら

様々な心理学スクールのロゴ

ピックアップ心理スクール

ヒューマンアカデミーは全国各地に30校舎あり、多くの方が学ばれています。

実践的な心理学、コミュニケーション力アップに関心のある方は、是非公式サイトを確認してみて下さい。詳細な資料も↓のサイトから無料で取り寄せられます。

ヒューマンアカデミーの公式ページへ

心理資格取得を目指す女性