心理カウンセラーの種

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カウンセリングでは何から話すのがよいのか?話す事が無い時は?

 2016年11月28日  

カウンセリングで何から話せばよいか悩んでいる女性

特に初めてカウンセリングを受ける時や、初めてのカウンセラー相手だと「カウンセリングでは何から話すのがよいのか?」という疑問を持たれる方がいます。この疑問を持たれるという事は、とにかく早く悩みを解決したい!という意識がとても高いからこそだと思います。

心の悩みは複雑に絡み合っていることも多いので、一体何が悩みで、何が問題なのか、自分自身ではよくわからない時もあります。

カウンセリングで何から話すのがよいのか、結論からいうと、「何でも良い」です。

実際にカウンセリングに行ってみて、カウンセラーに会ってみて、言えそうな事を話せば良いです。話せそうでなければ無理に話す必要もありません。

とはいえ、「何でも良いって言われても、何から話したらいいかわからなくて困るんだよ!」という方もおられるかもしれません。そんな時は、次の事柄を紙に書いてみるのがお薦めです。

今一番気になっている事、ひっかかっている事、つらい事、困っている事を書く

どれか1つだけでも、もちろんOKです。

眠りが浅い、友人との関係がうまくいかないなど、なんとなく不安、なんとなくしんどい等、気になっている事、ひっかかっている事を紙に書いてみて下さい。一言二言で充分です。

なぜそれがひっかかっているのか?といった深い部分までは気にする必要はありません。書くと客観性が出てきて落ち着けます。

特につらい事を詳細に話すという事は、その時の苦しい気持ちを思い起こす事でもあります。そして、もしそれをカウンセラーが受け止めてくれなかったら、気持ちのやり場が無くなって余計に傷つきます。だからこそ、まだ信頼できないカウンセラーとのカウンセリングは、「これをこれだけ話す」と決めておくのではなく、「とりあえず話せる範囲の辛いこと」を決めておいて、その先はその時話せそうであれば話せばよいです。

会話からスタートしないカウンセリングもあります

会話からスタートしない、会話をしないカウンセリングもありますので、それをこれから紹介します。(※カウンセラーによって使わない(使えない)人もいます。)

自律訓練法

1つは自律訓練法です。イメージトレーニングともいわれていて、世界中で使われているリラックスを作るための方法です。

これはクライアントの疲労感がとても強く、今は話せる状態ではないという時に行うことが多いです。20分程度の自律訓練法で2時間分の睡眠の効果があるとも言われています。

リクエストすることも可能ですが、基本的にカウンセラーがクライントの状態を見て行います。

アートセラピー(芸術療法)各種

アートセラピー(芸術療法)には様々な種類があります。人形などのグッズを使う箱庭療法、絵から心の深い部分を知っていく絵画療法、雑誌の切り抜きを使うコラージュ療法などがよく使われます。

どのアートセラピーも、無理に話す必要はありません。絵画療法には、「描くだけでスッキリ出来る」効果もあります。

こういった、「モノを使う心理療法」が確立されているのは、心は言葉では言い表せない事が多いからこそです。

ここまで初めてカウンセリングを受ける方向けに書きましたが、中には同じカウンセラーに継続してカウンセリングを受けていて、何を話すべきかわからなくなる方もおられます。そんな時はどうすべきかを解説します。

継続カウンセリングを受けていて「話すことが無い」と感じた時

ストレートにお伝えしますと、そのカウンセラーのカウンセリングはもう止めたほうが良いと思います。というのも、クライアントが話すことが無い、もしくは何を話すのが良いかわからなくなっているという事は、カウンセラーが適切な質問を出来ていない状態だからこそです。

本来カウンセリングは、問題解決のための会話です。なりたい状態をゴールとして、様々な課題を設定し、それに対してどう取り組むべきか、取り組んでみてどうだったか等、単に惰性で聞いていない限りカウンセラーが質問したい事は出てきます。

初めてではなく、継続カウンセリングを受けていて何を話したら良いかわからなくなるという事は、ある意味カウンセラーが未熟なせいで惰性なカウンセリングになっている状態ともいえます。

何を話して良いかわからない状態は、ご自身の息抜きや癒やしになっているとも思えません。カウンセラーは選べますので、変えるべき時期です。

うまく話せなくてもOK

何から話すのが良いのか?について悩むという事は、ひょっとしたら話ができなかったらどうしようと無意識のうちにカウンセラーに気を使っていたり、「こうすべき・こうであるべき」という思いが強いのかもしれません。

カウンセリングでは、クライアントは基本自由です。話したくない事を無理に話す必要も無いですし、叫んでも泣いても自由です。

うまく話せなくて、変に間ができてしまったらどうしよう?

という不安もあるかもしれませんが、間ができても、うまく話せなくても大丈夫です。

カウンセラーとしては、クライアントが上手く話せているかどうかよりも、クライアントが感じた事や思った事を素直に自分の言葉で語っているかどうかを重要視します。

素の部分を出してくれているという事は、信頼関係が築けているという事でもあり、様々な心の問題解決のための重要なポイントでもあるからです。

何から話すのがよいのかは、カウンセラーがしっかりとナビゲートしてくれます。心の問題の深い部分は、わからない事も多いですが、カウンセラーに話せる事を話しているうちにそれが浮き上がってくる事も多いです。

その時に話せる事、思った事、感じた事を自由に話しているうちに「本音」や「素」の部分が見えてくることもあります。


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