我慢をやめる方法と我慢で生まれるストレスの種類

生活する上で我慢が必要な場面もありますが、特に人間関係で我慢が重なると非常に苦しいです。

言いたいことや、やりたいことを抑え、我慢に我慢を重ねると、溜まった感情はどうしても爆発します

そうなるとそれまで築いてきた人間関係や恋人関係は、当然崩れます。

仮に溜め込んだ感情が爆発しなかったとしても、過剰な我慢は心や体にダメージを与えます。

この記事では、我慢する事でどんなストレスが生まれるのか、また我慢しやすい心理と、我慢のやめ方(緩め方)を紹介します。

疲労感が強くて考える余力が無い時

我慢に我慢を重ねると心身ともに疲れて、考える・その事について会話する余力が無い場合もあります。

そんな時は、まずは考える余力が生まれるまで休むに尽きます。しっかり食べて、しっかり寝る生活をしていれば、やがて気力も体力も戻ってきます。

可能であれば人と会う必要がない散歩もするとベストです。体を動かせば気分も上向きになってきます。散歩の時間も特に決める必要はなく、気分に任せてやればOKです。

我慢を緩めるためには、まずは我慢で生まれるストレス・デメリットを把握しておくと良いです。

我慢で生まれるストレスの種類

我慢で生まれるストレスを分類すると、大きく↓の3つになります。

  1. 我慢し続けた辛さ
  2. 後悔しやすい
  3. 人付き合いで疲れやすい

1つずつかんたんに解説します。対策は後ほど解説します。

1 我慢し続ける辛さ

我慢する傾向があると、嫌なことをやり続けたり、嫌な環境に居続ける結果になるので、どうしてもストレスが強いです。

また、優しい方が多いので聞きたくない事(グチ)を我慢して聞き続けてしまう事も。

さらにグチを言う相手も何かを我慢しているので、相手の痛みが自分のことのように感じられたり、将来的に自分もグチを言っている相手と同じになるのでは?という不安感も湧きます。

2 後悔しやすい

我慢する傾向があると、必然的に後悔も多くなります。

  • もっと早く言っておけばよかった。
  • もっと早くこうしておけばよかった。

という思いを、どうしても抱きやすいです。

3 人付き合いで疲れやすい

我慢する傾向があると、どうしても他人を優先する事が多く、自分のことがおざなりになります。

  • 私はこうしたい
  • 私はこう思う

と伝える事が少なく、自分が二の次になって人に合わせたり、人の要望に無理に応える機会が多いです。そのため仕事を抱えすぎてしまったり、人付き合いでどうしても疲れやすいです。

これらの課題をクリアにするための我慢のやめ方を解説します。

我慢のやめ方(緩め方)

なぜ我慢する傾向があるのか?を振り返ってみる

我慢する傾向がある方は、相手の顔色をどうしてもうかがってしまったり

  • 役に立たなければならない(自分より他人を優先すべき)
  • 感じてはいけない(自分の思いを表現してはいけない)

という思いを、自分でも無意識のうちに持っておられる方が多いです。

上記のようないわゆる我慢する思考パターンは、育ってくる環境で必要があって身につけたものです。

特に幼い時の両親との関係、兄弟との関係、家庭環境を振り返ると、なぜあなたが我慢する傾向があるのかが掴めます。

幼い時に、お姉ちゃん(お兄ちゃん)なんだから我慢しなさいと言われ続けたり、両親のグチを聞かざるを得なかったり、両親が早い段階で離婚して親戚に預けられて甘えられなかった(我慢せざるを得なかった)りすると、どうしても我慢する傾向が身に付きます。

その時は必要があって身に付けた生き方ですが、成長して生き方をシフトすべき時期もきます。

自分の我慢のルーツがわかると、それだけで納得感・自己肯定感は高まります。その時はそうせざるを得なかったわけですから。

その上で↓を実行してみてください。

自分はどう思うか、どうしたいかを大切にする

これは人と関わった時に、自分はどう思うか・どうしたいかをまずは意識するだけでOKです。

自分がわからないという方もいますが、常に意識していきなりそれを伝える必要は無いので、まずは日記に「この時こう思った、こう感じた」と書くのがお勧めです。自分自身が浮き上がります。

人間関係だけではなく、とにかく自分のやりたいこと、食べたいもの、自分の欲求を大切にします

好きな漫画や動画を見る等、何でも良いので、自分がやっていて楽しいと感じることを増やしていってみて下さい。

というのも、我慢する傾向が強いとTAエゴグラムという心理学では、AC(他人に合わせる要素)が高く、FC(自由に振る舞う要素)が低いためです。

自分の素直な欲求を大切にすれば、他人を優先したり、我慢する傾向は必然的に弱まります。

人間関係での注意点

我慢する事が多いと、関係性の近い人(恋人、親)には自分の人生の重要な選択や方向性を、相手にすべてゆだねる(任せる)事にもなります。

それで結果が悪いと、どうしても後悔の気持ちが強くなります。

自分はどう思うか、どうしたいかを大切にして、相手任せにしない生き方をすれば、恋人と深い関係になる怖さも減ります。

まとめ

我慢し過ぎると心身ともにダメージを受けます。

我慢する思考パターンはそれまでの家庭環境で知らず知らずのうちに身に付いたものですが、自分はどう思うか・どうしたいかという自分の欲求を大切にすれば、必ず緩める事ができます。


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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。2004年からプロの心理カウンセラーとして活動。 詳細なプロフィール

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