悩みを打ち明ける人がいない心理と楽になる方法

悩みを打ち明けず、自分ですべて抱えるのも1つの生き方ですが、限界がくると持ちこたえられなくなります。常に明るく元気に振る舞うのもしんどいです。

特に家族や友人などの身近な人や親しい人、その後も関係性が続く人には意外と悩みを打ち明けにくいものです。

悩みを打ち明けようと思っても怖さが先立ったり、どうしても甘えられない、自分の弱みを見せたくない気持ちも出てくると思います。この記事ではその心理と、楽になる方法を解説します。

悩みを打ち明ける人がいない心理

とてもシンプルで、今まで甘えられる環境ではなく、しっかりすることが求められる環境だったためです。

例えば両親が非常に厳しく、幼い時に甘えられなかった、また兄弟関係で妹や弟のお世話をする必要があり甘えられなかった等、人によって状況は様々です。ご自身の育ってきた家庭環境、幼い時の両親との関係性を振り返ってみて下さい。

幼い時に親を助ける必要があったり、甘えられない、しっかりすることが求められる状況で育つと、無意識にしっかりしなければならないという思いが根付き、そうでない自分(甘える、頼る自分、しっかりしていない自分)を出せなくなります。

この状況だと成長しても悩みを打ち明けられないのはある意味当然です。それまで他人にそうした経験がないため、成長してからいきなりそれをするのは怖いです。

辛い理由

それに加え、甘えられない環境で育つと、しっかりしていない自分はダメだという思いが無意識に根付き、そうでない自分(暗い自分、落ち込んでいる自分、悩んでいる自分など)を受け入れられない、人前で出せない状態になります。

友人や人前では常に明るく元気にふるまい、落ち込んだ自分は見せない状態です。そして家に帰って1人になると、どっと疲れが出ます。人前では素直な自分ではない、ある意味苦しくても明るく振る舞って無理をしているので疲れます。

つまり悩みを打ち明けられないのは、今までの家庭環境で甘えられなかったのに加え、しっかりしていない自分を無意識に否定している状態なので苦しいです。

落ち込んでいる時はただでさえ苦しいですが、そこに加えて落ち込んでいる自分はダメだという心理になるため、二重に苦しいです。

これをクリアにするのは非常にシンプルです。

対策|マイナスの状態の自分を受け入れる

人であれば明るく元気になれる時もあれば、どうしても落ち込んだり暗い気持ちになるときもあります。

前向きに積極的になれる時もあれば、どうしてもそうなれない、消極的で受け身になる時もあります。

どちらが良いとか悪いとかではなく、両方とも、そういう状態の自分として受け入れていくと楽になります。

明るさや元気さは仕事上は求められる事が多いですが、友人関係でいつもそういう状態の人と付き合うのは、実は疲れます。そういう人には暗い自分、弱い自分を見せにくいためです。

様々なしっかりしていない自分(辛い自分、苦しい自分、落ち込んでいる自分、怒っている自分、寂しい自分等)を受け入れない(否定する)と、とてもしんどいです。その状態の自分自身も受け入れていくことが、相談出来る人を作ることにもつながっていきます。

まとめ|悩みを打ち明けられる人を作るために

悩みを打ち明ける人がいないのは

  • 今までの家庭環境で人に頼った事(甘えた事)がない
  • しっかりしないといけない思いが無意識にあり、そうでない自分を受け入れられない

ためです。

常に明るく元気に振る舞うのは、ある意味今まで必要があってそうしてきた生き方です。

悩みを打ち明ける人がいなくて苦しいのは、成長するにつれ、その生き方に歪みが出ている証拠でもあります。今までずっと続けてきたことですので急には変えにくい面がありますが、

しっかりしなければならない
→しっかりした方がよい

くらいに緩めていくと楽になります。その上で今まで無意識にあった

マイナスの状態の自分はダメだ

という思いを

人であれば時にマイナスの状態の時もある

と新しい見方・価値観を加えるとさらに楽になります。

親や友人、先生など普段関係性のある人には、実は誰しも深い悩みは打ち明けにくいです。その後も関係性が続く人だと、どう思われるかも怖いです。

心理カウンセラーだとそれが無いのに加え、悩みを否定せずに受け止めてくれるので話やすいです。それが仕事です。

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心理資格取得を目指す女性
  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、2004年からプロの心理カウンセラーとして活動し、2013年に独立開業。 詳細なプロフィール

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