嫌いな人が頭から離れない、どうしても気になる心理と簡単な対処法

2019年7月2日

不思議なことに、嫌いなのにその人がどうしても目につくことがあります。気にしてしまうとイライラするけれども、なぜか気になります。

実はこれは学校や職場でよく起こるケースです。この記事ではその心理学的な理由と対処法を解説します。

嫌いな人が気になる心理学的な理由2つ

1 嫌いな人から受けたストレスが強い状態

1つ目はあなたが嫌いな人から受けたストレスがかなり強く、それが心に残っている(溜まっている)からこそです。

この場合のストレスとは、その人と接する事で生まれたマイナスの感情(怒り、憎しみ、悲しさ、苦しさ等)です。

その思いを誰かに話して受け止めてもらう事で浄化される場合もあれば、音楽を使って浄化できる場合もあります。
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上記のようなマイナスの感情は、抑え込めば抑え込むほど溜まっていきます。限界を超えると心や身体に様々な症状となって現れる事もあるため、マイナスの感情をためやすい思考パターン(言いたい事や、やりたいことを無意識のうちに我慢しやすい)になっていないか振り返ってみて下さい。
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上記に該当しない人は↓の傾向があるかもしれません。

2 自分自身の中にも嫌いな人と同じ一面がある

このケースは非常に多いです。

もう少し厳密に言うと、その嫌いな人の特徴があなたの中にもあり、それをあなた自身で受け入れられていない、認められていないためです。同様に嫌いな人の事も認められず、目に付きます。

こういった心の動きは日本人だけでなく誰にでもあり、ユング心理学ではシャドウ(影)と言われています。シャドウとは、自分の中のまだ受け入れられていない部分、認められていない部分です。

私の事例を交えながらわかりやすく例を解説します。

イライラしている人が気になる

以前の職場で事務関係の仕事をしていた時、PCのキーボードを爆音で叩く上司がいたんですね。20mくらい離れた場所にいても「ドコドコドコ!」という音が聞こえてきていて、その上司の事がどうしても気になってしまってました。その人の特徴としては、自分のイライラを思い切り現している人です。

電話でのサポート受付の仕事だったため、素早く返事をする事が求められてイライラしやすい職場だったのですが、私の中にはイライラを表に現すのはかっこ悪いという思いも強かったんですね。表向きはイライラを抑えていたのですが、内心は私も滅茶苦茶イライラしていました。

私はそれを外に出さないように抑えているのに、キーボードをぶっ叩いている上司は思い切りイライラを外に出してます。

心の中では、俺は我慢してるのに、何であなたは我慢してないんだ!という心理が無意識で働いてその人の事が気になって仕方なかった、受け入れられなかったのだと思います。要するに、イライラしてはダメだ!という思いが強く、実際にイライラしている自分を認められていなかったので、同様にイライラしている他人も認められていない状態で、どうしても気になってました。

他に似たようなケースを紹介します。

有給を使って休む社員が嫌い

自分も本当は休みたい気持ちがあるが、自分のその気持ちを受け入れられていない、認められていないので、休む人の事も認められない(嫌い)。

適当にしている人を見ると無性に腹が立つ

例えば駐車場にややアバウトに車を止めたり、雑な仕事をする人が気になって気になって仕方がない場合、あなたの中にも同じような適当な部分があるけれども、適当ではダメだ!という思いが強く、自分の中の適当な所を認められていない・受け入れられていない状態です。

他にも、積極的なのは良くて、受け身なのはダメだ!という思いがあり、自分の中の受け身な部分を認められていないと、同様に受け身な人の事を認められなかったり、その人の話しが聞けなくなったりします。

このシャドウ(自分の影の部分)が受け入れられると、自分の幅が広がってシンプルに生きやすくなりますし、他人に対してもやさしくなれる(許容できるようになる)ので、嫌いな人は実は自分の生き方を見直させてくれる人でもあります。具体的な受け入れ方(嫌いな人が気にならなくなる方法)を解説します。

嫌いな人が気にならなくなる方法

まずは

自分の中にも嫌いな人と同じような部分がある事に気付く・知る事

が必要不可欠です。これが出来ると非常に大きいです。

自分の中にもそういう所があると気付けると、嫌いな人の事が気になる理由が自分で掴めていますので、必然的にイライラ感も小さくなります。

最終的にはその部分を受け入れられるとベストですが、今まで無意識のうちにやっていた生き方ですので、どうしても時間がかかります。「私の中にも同じような所があるな」という体験を何度か繰り返しているうちに、受け入れられるようになります。

無理に頭から消そうとしない

例えば父親や母親が嫌いな場合、あの人のようになりたくない!という思いが強く出てきます。

しかし結果としてその嫌いな人と似てしまうケースが多いのは、否定形でイメージすると、どうしてもその都度その人の事が頭に焼き付くためです。

それを避けるために「ああなりたくない」と否定形でイメージするのではなく、「こうなりたい」と肯定形でイメージすればOKです。

まとめ

嫌いな人がどうしても気になる場合、

  • その人から受けたストレスが溜まりすぎていないか
  • その人と同じような一面が自分の中にも無いかどうか

を振り返ってみて下さい。

自分の好きになれない部分や認められない部分が受け入れられると、自己肯定感も高まりますし、他人に対してもやさしくなれて人間関係が円滑になります。

人であれば、イライラする時も、休みたい時も、誰かを憎んだり恨む気持ちも、受け身な部分も、適当な部分もあります。良い悪いではなく、ただ事実としてそれを受け入れていくと、自分も、他人もより生きやすくなります。


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