会話中に後ろにのけぞられると嫌われているのかと感じ、非常に印象が悪いです。
このしぐさは状況によって意味合いが若干変わります。
会話の途中で後ろにのけぞった場合、同意できない思いの現れ、
会話中常にのけぞっている場合、単にリラックスして聞いているケースと、話をあまり聞きたくないケースに分かれます。
特に本音では嫌だけれどノーと言えない場合、後ろにのけぞるという姿勢で本音が漏れてしまいます。
いわゆるノンバーバルコミュニケーション(非言語コミュニケーション)の1つで、相手の本音がわかると悲しい一面もありますが、次の対策が取りやすいメリットもあります。
この記事では、後ろにのけぞる心理をシチュエーション別に解説します。
会話の途中で後ろにのけぞる場合
会話の途中で相手に後ろにのげぞられた場合、
が非常に重要です。後ろにのけぞった直前の言葉に同意できない意味合いになります。
何らかのこちらの言葉の後に…
※笑顔のまま身体はのけぞるケースもあります。
例えば私自身以前婚活をしていた時、女性と初回デートの終盤で次のような会話になりました。(私は男性側です)
~中略~
椅子に座っての会話でしたが、上記の「そうですね」のところで笑顔のまま、急に後ろにのけぞられました。
これは本音では同意できない(一緒に行きたくない)けれど建前で同意したため、言葉と動作のギャップ(不一致)が生まれています。
実際その後次のデートに誘ってみましたが、ドタキャンに次ぐドタキャンで会うことはできませんでした…。
本音の思いが姿勢や動作に現れるのがノンバーバルコミュニケーションの良いところだと思います。
自分自身がどの言葉でのけぞったか
自分自身が会話の途中で無意識に後ろにのげぞってしまうこともあります。
私自身立ち話をしていて、社交辞令のような感じで「いいですね!」と言いながら身体が思い切り後ろにのけぞってしまったことがあります。
改めて動作では本音がごまかしにくいことを実感しましたが、知っている人にはバレてしまいますので要注意です。
会話中常に後ろにのけぞっている場合
会話中常に後ろにのけぞっている場合、単にリラックスして軽い気持ちで聞いているケースと、
- 話をあまり聞きたくない
- 会話している人と良い関係性を築こうと思っていない
- 寄り添おうとしてない
- その会話が面倒で早く止めたい
ケースに分かれます。
後者の場合、非常に嫌な印象を受けます。上記の理由はシンプルで、会話中に常にのけぞられていると、その相手にとしては上記のように感じざるを得ないためです。
- もっと話を聞きたい
- いい関係を築きたい
と思っているのであれば、姿勢がのけぞるようなことは無く、逆に前のめりになります。
トレーニングを受けた心理カウンセラーはここを意識しており、短時間で信頼関係を築き、深い悩みを打ち明けてもらうために関わり方に気を配っています。
詳細:受容的な態度とは|カウンセラーが使う話しやすい雰囲気の作り方
状況別の判断
3時間以上のような長時間一緒にいる場合、少し力を抜いて関わりたい思いが働くのは自然なことです。その場合は自然と少し背もたれにもたれるような姿勢になります。
1時間程度の食事や会話でうしろにのけぞっている場合、相手の反応はハッキリ言って悪いです。こちらの質問の仕方や聞き方にも注意する必要はありますが、こちらが一生懸命に関わっているにも関わらず、のけぞって聞くような相手であれば関係性を深めるのは難しいといえます。