心理カウンセラーの種

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1分でわかる学校心理士とは

 2016年5月6日  

学校心理士とは、子供だけでなく学校生活に関わる教師や保護者に対しても心理的な支援を行います。活動のフィールドはその名の通り学校関係。幼小中高等学校、特別支援学級、特別支援学校などです。社団法人「日本学校心理士会」が発行する民間資格です。

この資格をご存知の方は少ないのではないでしょうか。それもそのはずで1997年から始まっており、2017年現在で約4,000名が活動。臨床心理士の認定を受けている人と比較すると、約1/8です。心理の資格の中でもマイナーな方といえます。

受験資格

大学院修了が必須ではないので、特に教育分野で活躍している人は臨床心理士より取得のハードルが低いです。それ以外の人には、申請条件がハードル高めです。

通信教育課程では取得出来ません。次のいずれかを満たす必要があります。

  • 大学院で学校心理学関係の科目の単位を修得し、修士課程・専門職学位課程を修了し、学校心理学に関する専門的実務経験を1年以上有する方
  • 4年制大学卒業で学校心理学に関する専門的実務経験を5年以上有する方
  • 大学または大学院で学校心理学関係の授業を2年以上担当し、学校心理学に関する研究業績を5編以上有する方
  • 学校の管理職または教育行政職として、心理教育的援助サービスに関する指導的な役割を3年以上有する方(申請時において、その職を辞してから5年を経過した方は除く)

引用元:日本学校心理士会HP

4年制大学を卒業し、大学院に行っていない場合は実務経験が5年以上必要。それ以外では大学院修了の必要があるか、学校での経験が求められます。

臨床心理士の資格狙いで大学院に行く人はいますが、この資格だけを狙って大学院に行く人は少ないと感じられます。大学院に行くのでしたら、通常は認知度と応用性の高い臨床心理士資格を狙います。

資格の名前からも、4つ目の申請条件からも、学校に特化した心理資格といえます。

スクールカウンセラーと学校心理士の違い

簡単にいうと学校心理士は資格名、スクールカウンセラーは職業名です。スクールカウンセラーという名称で教育委員会などから募集をかけられますが、スクールカウンセラーという資格はありません。

病院などでは、通常カウンセラーという職業名で募集をかけられ、その中の要件として臨床心理士資格が求められます。同じように学校では「相談員」や「スクールカウンセラー」という職業名で募集をかけられ、その要件として学校心理士資格などがあるイメージです。

スクールカウンセラー、学校心理士とも「学校で心理的支援を行う人」という点では共通しています。

仕事の求人について

日本学校心理士会HPのお知らせ欄を見ると、数ヶ月に1回主に関東方面での求人があります。

著者自身以前近畿地方で3年間ほど、ハローワークで公募されている心理関係の仕事を検索しまくっていたことがありますが、この資格を必須とする心理の仕事は見かけませんでした。

とはいえ、教育関係で心理支援関係の仕事をしたい方は持っておくと有利になるのは間違いありません。

教育分野は2015年には中学生の自殺が17年ぶりに年間100件を超えたり、学級崩壊が問題となっている昨今、適切な心理支援が求められているといえます。

受験と登録にかかる費用

  • 申請書類(手引き、ガイドブック、過去問題集):6,000円
  • 認定審査料:32,400円
  • 登録料と会費:50,000円 (登録料¥20,000、会費(5年分)¥30,000)

合計:88,400円

受験資格で必要となる大学院に通う場合の費用は含んでいません。

気になる合格率については公表されてません。

まとめ

すでに学校の管理職または教育行政職として勤められている方が、スキルアップを目指すためにとても適切な資格だと感じられます。特に発達障害に関しては専門機関との連携も求められますので、然るべき知識も必要になります。

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