心理カウンセラーに向いている人、向いていない人の特徴8つ

投稿日:2015年9月24日 更新日:

人には向き不向きがあります。

カウンセラーを目指す時、自分自身が向いているかどうか、適性が高いかどうかは気になる所だと思います。

私自身今まで100人近くのカウンセラーに、約500人のカウンセラーになりたいという人に会ってきました。この記事では、カウンセラーに向いている人の特徴5つと、向いていない人の特徴3つを紹介します。

カウンセラーに向いている人の特徴5つ

1 世話好き。役に立ちたい思いが強い。

ここが1番カウンセラーにとって大切な要素だと感じます。

世話好きというのは、人のお世話だけで無く、動物や植物の世話をするのが好きな人も向いています。

相手の役に立ちたいという強い思いが、もっと良いカウンセリングが出来るようになりたいという熱の元になります。

たとえ未熟であったとしても相手のために一生懸命に関わる姿勢が、クライアントさんの心をときほぐしていきます。

逆にこの思いが無く、カウンセラー自身のエゴを満たすためのカウンセリングだとクラアントが不幸です。このエゴとは、カウンセリングをすることで自分が相手よりも上だという気持ちを満たせる感覚です。

ちなみにほとんどのカウンセリングスクールでは、TAエゴグラムという心理テストを習います。TAエゴグラムは自分自身の行動パターンを可視化出来る心理テストです。世話好きな人はNPという要素が高いです。心理カウンセラー、看護師さん、介護士さん等の人を支援する職業の人はNPが高い人が多いです。

2 過去に強い悩みを抱えたことがある

深い悩みを持ったことがある人は、その分人の心の痛みがわかりやすくなります。強く悩んだことがある人と、あまり悩まずに生活してきた人と比較すると、悩んだことがある人のほうが圧倒的に弱い立場の人にやさしいです。

悩みを乗り越えた経験があると、同じような状態の人に対しても今乗り越えたら何とかなると希望を持って関わる事が出来ます。

フロイトはもともと極度のノイローゼ・神経症がありました。自分の神経症を治すために自分の分析をはじめたわけです。

ユングは普通の医者が診たら精神病と思うような症状で、幻聴や幻覚がある、ものすごい体験をしています。その体験を克服していく過程で得たことを普遍的な言葉に置き換えてユング心理学を作り上げています。

「日本人という病」河合隼雄著より引用

カウンセラーを目指す人の多くは、自分自身が強く悩んでいる・苦しんでいる状態の時にカウンセリングで助かった・心が劇的に動いた・圧倒的に生きやすくなった経験をされた方が多いのではないでしょうか。私もその1人です。

3 カウンセリングが好き

カウンセリングの仕事はハッキリ言って好きでないと続けられません。カウンセリング習得に必要な勉強の時間と、需要と収入を見合わせても儲かる職業でもありません。

それほど儲からなくても続けられるのは、その仕事が好きだからこそです。人は好きでも無い事を続けるのは苦痛です。生活のために何らかの仕事をしている人は多くいますが、生活のためだけにカウンセリングの仕事をしている人は、まずいません。

4 細かい点によく気がつく

プロのカウンセラーの中にはあまり細かい点を気にしない人も、もちろんいます。

ただ、クライアントさんの中には部屋の細かい汚れやゴミなど、細かい点によく気がつく方が圧倒的に多いです。そういった人と関わる上で、細かい点に気付けないよりは、細やかな点に気付ける人のほうがカウンセラーに向いているといえます。

以前とある場所で箱庭療法(砂箱と人形を使う心理療法)を受けた際に、これから取り組もうという時に砂の中に前に使った小物や、髪の毛が入っていたことがあります。気持ちが萎えました。こういったことがあると、細かいようですが大切にされていない感覚になります。

5 今まで何かに全力で一生懸命取り組んだ経験がある

これはなぜかというと、カウンセリングスキルを身に付ける事で、自分自身が癒やされたり生きやすさを身に付けられたりしますが、プロレベルのスキルを身に付けようと思うと今の自分では上手くやれない・出来ない事を少しづつクリアにしていく必要があります。

その時に全力を出してもクリア出来ない課題があると、やっぱり落ち込みます。自信が無くなって途中で諦める人もいます。過去に何かに一生懸命に取り組んだ事があると、この時に持ち堪えられるんですね。上手くやれない自分自身を受け入れながら、前進出来ます。部活でも趣味でも好きな事でもそれに対して全力で取り組んでいれば、その体験が新しい自分を創るための自信になります。

向き不向きと同等に大切な事

何かを判断する時に、「向いているかどうか」も大切ですが、1番大切なのはそれをやりたいかどうかです。

もし自分自身がカウンセラーに向いているかどうか、悩んでいればまずは何か出来る一歩を踏み出してみて下さい。カウンセリングに触れたり学んだり、やってみることで初めてわかる・感じられる事は多いです。

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カウンセラーに向いていない人の特徴3つ

自分は心理カウンセラーに向いていないんじゃないか・・・と思っておられる方の中には、ひょっとしたらすでに何らかの取り組みをされていて、自分には向いてないかな・・・諦めようかな・・・と思っておられるかもしれません。

自分が立てた目標は、達成できればそれに越したことはありませんが、難しい目標であればあるほど達成までの道のりも遠くなります。

「諦める」という言葉は、「継続する」という言葉に比較してネガティブなイメージがありますが、何かを手放すことで、新しい何かが掴める事もあります。

次のポイントに2つ以上当てはまる方は、プロになるのは手放した方が良いかもしれません。

1 他に優先したい事がある

例えば、お子さんが熱を出したり病気をした時は、カウンセリングの勉強よりもそちらを優先して当然と思いますが、お子さんのクラブやPTAの行事等に参加するために、カウンセリングの勉強を休むというような状態であれば、正直プロになるのはちょっと難しいかと感じます。

カウンセリングの勉強よりも優先したい事があるという事は、ストレートに言うと今のご自身にとってはそちらの方が大切という事です。

良い悪いではなく、ご自身にとって大切な事に時間を使うのが一番だと思います。

2 教わる意識が低い

年を取れば取るほど「誰かから教わる」という意識は、若い時に比較して落ちてきます。特に自分より年下に何かを教わるのは、年上に教わるよりも抵抗感も出てきます。

「このスキルを身に付けたい」という思いが強ければ強いほど、教わる意識は高くなります。

座学のカウンセリング講座であれば、スキル習得よりも癒やしに重点を置いているので、教わる意識が低かろうが高かろうがその人の自由です。しかしスキル習得に重きを置いているトレーニングや研修になってくると、教わる意識が低いと「カウンセラーになる」という意味での得られるモノは弱いです。

3 人のせいにする

私が通っていたカウンセリングスクールには、トレーニングに何度も参加した後に「スキルが身に付かないのは、このスクールの講師のせい」というクレームをつけて辞めていく人がいました。

しかしそのスクールからプロが数名輩出されている事も事実です。

「自分の目標を達成できなかったのは、自分が原因」という事を認めるのは、ある意味勇気がいります。「講師が悪かったから出来なかった」と人のせいにしておいた方が楽です。

カウンセラーになるためには、今の自分には出来ない事を少しづつクリアして成長していく必要があります。何でもかんでも「あなたが悪い」と人のせいにしていれば、気持ちは楽ですが自分自身を成長させる事は出来ません。

まとめ

諦めるのは決して悪い事ではないと思います。

ただ、諦める時に何か心残りがある時は、ひょっとしたら全力でトライしていないのかもしれません。

ネバーギブアップに逃げるな

という杉村太郎氏の言葉がありますが、本気で取り組まずにダラダラと続けるよりは、全力で取り組んでみて、向いていないと感じたら、勇気を持って手放すのも大切な事だと思います。

もし「カウンセリングの勉強をやっていて楽しい、好き」と感じられていたら、「プロを目指すわけではないけれども、それを続ける」というのも、1つの選択です。好きな事があれば、人生に張りが出ます。

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