心理カウンセラーの種

カウンセラーを目指す方に役立つ情報をお届けします

守秘義務が大切な理由と、法的に破らなければいけない時2つ

 2016年6月23日  

カウンセラーが負う守秘義務とは

守秘義務とは、カウンセラーとして相談事を受けた時、相談者の秘密を厳守することです。プロとして活動する時には守秘義務は厳守する必要があります。

もし相談者さんのご家族や、会社の上司などから「相談を受けた内容を教えて欲しい」と言われても、伝えてはいけないものです。相談者さんの同意があればOKですが、相談者さんがカウンセラーに対してNOと言いにくい場合もありますので、配慮する必要があります。

守秘義務が大切な理由

守秘義務は相談者がカウンセラーに安心して悩みを打ち明けてもらうために、とても大切です。

カウンセリングに限らず、もしあなたがプライベートな悩みを親しい人に話して、それが知人みんなに知れ渡っていたらショックが大きいはずです。そんな人は信頼出来なくなってしまいます。また、カウンセリングで聴いた内容を、相談者さんの許可なくホームページに記載したりすると、相談者さんからするとそんな所には行きたくなくなります。

とても大切な守秘義務ですが、時に法的な義務としてこれを破らなければいけない時があります。

守秘義務を破らなければいけない時

児童虐待を発見した場合

児童虐待を受けたと思われる児童(18歳に満たない者)を発見した者は、速やかに、これを市町村、都道府県の設置する福祉事務所若しくは児童相談所に通告しなければならない。

引用元:児童虐待の防止等に関する法律 第六条

滅多にない事だと思いますが、カウンセラーとして倫理的にも必ず知っておくべき事だと思います。米国でも児童虐待を報告することはすべての州で義務付けられています。

児童相談所は地域毎に細かく区切られています。東京では11箇所もあるくらい。各都道府県別の児童相談所一覧ページはこちらをご参照下さい。

相談者に自傷他害の恐れがある場合

守秘義務に関しては、裁判所が例外を設定しています。それは、裁判所がクライアントに自傷他害の恐れが有ることを判断する正当な根拠がある場合です。

引用元:心理援助の専門職になるために

裁判所の判断なので、普通の人には「その判断基準って何?」と感じるところだと思いますが、自傷・他害両方とも常識的な範囲で考えるのが妥当です。

例えば相談者が父親に激しい恨みを持っていて、息の根を止めたいくらいの気持ちがあったとします。そのための凶器や日時などをリアリティを持って話されていたとしたら危険度が高いと思います。警察等に通告すべき時といえます。普通はしっかりとカウンセリングでその恨みを聴いて、気持ちを浄化できていればそんな気持ちも湧いてこなくなります。

まとめ

相談者さんの秘密・会話の内容は守秘すべきものですが、守秘してはいけない時もあります。どちらも滅多にないケースだと思いますが、特にカウンセラーとして独立を考えている方は、頭の片隅に置いておいたほうが良いです。

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