経営心理士になるには|特徴、費用、難易度を解説

経営心理士は、一般社団法人「日本経営心理士協会」が認定する資格です。

その名の通り経営と心理について学べる資格で、

  • 部下のモチベーションを上げ、組織を活性化させて業績を伸ばす
  • コミュニケーション能力、リーダーシップ、営業力の向上

を目的としています。

この記事では経営心理士資格の特徴、他の心理資格と比較しての難易度などを解説します。

特徴と学べる内容

この資格の1番の特徴は、カリキュラムに営業力・提案力の強化、事業の拡大が組み込まれており、経営者、営業職の方に特化されている点です。

コミュニケーション力、対人関係能力の強化のみであれば他のスクールでも学べますが、心理的な面から上記について学べるのは経営心理士のみです。

入門講座に加えてコースが3つあり、経営心理士の取得を目指さないのであれば単発での受講も可能です。

資格取得について

ビジネスコミュニケーション心理士、組織心理士、顧客心理士の3つの資格を取得することで経営心理士と認定されます。

経営心理入門講座(3時間×4回)が必須の講座で、こちらを受講した後、以下の各コース

  • 組織心理士コース
  • 顧客心理士コース
  • ビジネスコミュニケーション心理士コース

を受講し、各コースの課題を提出すれば経営心理士を取得できます。

上記3つのコースはすべて【3時間×10回】のボリュームで、経営心理士を取得するためにはトータルで102時間の受講(勉強時間)が必要です。

経営心理士資格取得のためには全講座受ける必要がありますが、勉強のために経営心理入門講座+組織心理士コース等、バラで受講する事も可能です。

受講期間について

経営心理士資格取得のためには、最短で約8ヶ月です。

講座は東京で開催されていますが、オンラインにも対応しているため全国どこでも受講できます。すべてオンラインで受講し、通信での取得も可能です。

ただしオンラインでの動画受講の場合、ディスカッションがカットされるのがデメリットです。

難易度、合格率

難易度は低めです。

理由は受講終了→課題提出で資格取得でき、学科試験や実技試験が無いためです。大卒等の学歴も不問です。

心理カウンセラー資格難易度ランキングの8位のその他民間の心理資格と同程度といえます。

合格率は非公開です。

この資格の場合、取得が目的というよりは、経営と心理に関する知識やスキルを習得して売上アップに繋げる事を目的とされる方がほとんどだと思いますので、難易度は気にする必要は無いと思います。

費用について

  • 全コースバラバラで申し込んだ場合:623,700円(税込)
  • 全コースセットで申し込んだ場合:524,700円(税込)
  • 経営心理入門講座(3時間×4回)だと59,400円(税込)

とりあえず入門講座を申し込み、ご自身に合うようでしたら資格取得を考えるのが無難だと思います。

入門講座の詳細を見る

他資格ではよく設定されている資格認定料や年会費はありません。

更新の有無

更新の必要は無く、更新料もかかりません。

他資格との比較

経営心理士は職場のメンタルヘルス、社員のメンタルケアを主な目的としていないため、カリキュラムには傾聴トレーニングが組み込まれていません。

そのため、カウンセラーとしての力をプラスしたい、職場のメンタルヘルスに役立てたいのであれば

の方が適しています。

資格の性質上、他の心理資格と比較して受講生は年配の方が多めです。

少人数制での受講ではないですね。

経営心理士は、経営と心理的な理解を深めて、売上アップにつなげたい方向けの資格といえます。

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心理資格取得を目指す女性
  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、2004年からプロの心理カウンセラーとして活動し、2013年に独立開業。 詳細なプロフィール

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