心理カウンセラーの種

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民間のカウンセラー養成スクールに向いている人とそうでない人

 2016年6月10日  

筆者自身民間のカウンセラー養成スクールに通ってプロになれましたが、通うメリットが強い人と、そうでない場合があるのも事実です。

この記事では、具体的にどんな人が民間のカウンセリングスクールでの学びのメリットが強いのか、逆にデメリットとなるかもしれない人はどんな人かを紹介します。

民間のカウンセラースクールに通うのは向いてない(デメリットかもしれない)人

  1. 高校を出たばかりの人
  2. 家族を養う必要のある男性(主に20~40代)
  3. 資格を取れば心理の仕事があると考えておられる方
  4. パニック障害や統合失調症などの症状で、日常生活を送るのに支障をきたしている状態の方

順に詳細を解説します。

高校を出たばかりの人

高卒で社会人になってから心理カウンセラーになるにはの記事でも解説してますが、カウンセラーになるにしてもどこかの企業で社会経験を積んでからのほうが絶対に良いです。

というのも「カウンセラーは社会性や一般常識が無い」というイメージを持たれやすいんですね。なぜかというと、相談者から頼られる・必要とされる職業なので、自分でも気がつかないうちに偉そうな態度になりやすいんです。先生先生と言われ出すと、その傾向が出てきやすいです。そうなると、信頼されないカウンセラーになってしまいます。

実際病院などで臨床心理士のカウンセリングを受けた方は、「この人には話せない」と感じられた方もいます。(もちろんしっかりとした対応をされる臨床心理士さんもいます)

逆にいうとここが大学で学んで、他の企業に務めた経験が無い臨床心理士と差をつけられるポイントでもあります。高校を出てすぐに、心理カウンセラーになるために民間のカウンセラースクールに通うのはお勧めできません。

家族を養う必要のある男性(主に20~40代)

理由は簡単で、カウンセリングで家族を養えるほどの収入を得る事が出来るまで3年以上かかる可能性が高いからです。

結婚していて離職中だけれども、カウンセリングスクールに通う目的がプロのカウンセラーになる事ではなく、コミュニケーション力や生きやすい生き方を身に付ける・自己肯定感を高めるためという目的であればお勧めできます。

また、カウンセリング1本で生計を成り立たせるという目的ではなく、副業の1つとしてやっていきたいという方でしたら問題無いです。

資格を取れば心理の仕事があると考えておられる方

資格はその人が何を学んだかの目安にはなりますが、介護等とは違い、心理は資格を取れば仕事があるという世界でもありません。

民間のカウンセリングスクールの中には、資格を取れば仕事がありますよと説明してくる所もあります。仕事があるのであれば学ぼうとする人は多いですし、スクールとしても入学生が多いほど儲かるからです。そんな時は、それが具体的にどんな仕事なのかをしっかりと確認してみて下さい。

パニック障害や統合失調症などの症状で、日常生活を送るのに支障をきたしている状態の方

心理やカウンセリングの学びを深めるよりは、1対1での対面カウンセリングのほうが適切です。定期的に不特定多数の人が参加する講座に通うのが苦しい状態だと思いますので、個人カウンセリングで日常生活に支障をきたさないレベルまで回復することが先決です。

民間のカウンセラースクールに向いている(メリットが強い)人

  1. 「今のままの自分」では生きていけない感覚がある
  2. 臨床心理士が好きではない
  3. 人を支援する関係の仕事についていて、今の仕事に活かしたい
  4. 最終的にカウンセラーとして独立開業したい人

順に詳細を解説します。

「今のままの自分」では生きていけない感覚がある

この原因が自分自身でもわかっている場合もあれば、そうでない場合もあると思います。

実は民間のカウンセリングスクールに通っている人で、「プロになりたい」と言いつつも本音は「自分の生き方を見直したい」という方はとても多いです。

また、1対1のカウンセリングに通うのとはちょっと違うと感じられるからこそ、カウンセリングの学びが気になると思うんですね。特に聴くスキルやストレスマネジメントのスキルは、民間のカウンセリングスクールの講師は何度も教えているので、対面でのカウンセリングをメインに行っているカウンセラーよりも教えるのが上手いのは当然です。

ココが下手だとお金を払って講座を受けてくれる人がいなくなっていきます。

臨床心理士が好きではない

臨床心理士は技術試験は無いので、カウンセリングスキルがそれほどでもなくても取得している人がいます。そういった人のカウンセリングを受け、「カウンセリングってこんな感じか。。。」と思われる方もいます。

臨床心理士資格取得には大金がかかりますが、カウンセリングが出来るようになるわけではないので、そこに納得がいかない人は民間カウンセリングスクールの方が向いています。

人を支援する関係の仕事についていて、今の仕事に活かしたい

今の仕事に活かす目的で心理学やカウンセリングを学ぶなら、大学だと英語を改めて学ぶ必要があったり、余計な事が多すぎます。コミュニケーションスキルの習得も、大学よりも民間のスクールのほうが近道です。

特に看護師・介護士・教師・マッサージや整体関係の方はすでに悩みを抱えた方と対面している事が多いので、民間のスクールでの学びが即実践につながります。実際民間のカウンセリングスクールには、この職業の方の割合が高いです。これらの職業の方は話を聴く機会も多いので、カウンセラーとしての聴き方も、学んで即活かしている人が多かったです。

最終的にカウンセラーとして独立開業したい人

これはなぜかというと、臨床心理士資格は病院や学校などの組織で働く際には必須といえますが、独立するのであれば必須ではないためです。

もちろん信頼性のアップに役立つのは間違いありませんが、指定大学院に入学するために英語を学ぶ必要があったり、費用対効果の良くない資格といえます。

独立カウンセラーには、実力が求められます。民間のカウンセラー養成スクールできっちりトレーニングと実践を積めば実力をつけられます。

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