最難関の心理資格!「ユング派分析家国際資格」の取得に必要な事

 2015年9月30日  

カール・グスタフ・ユングこの資格を取得している日本人は、100名もいません。(2008年時点で50名以下) 

臨床心理士の認定を受けている人は、2015年4月1日時点で31,291名なので、ユング派分析家国際資格を取得している日本人自体がレアです。

費用がとんでもなくかかる資格です。最低でも400万円はかかります。

資格取得のために、以前は海外に最低でも4年は滞在して訓練を受ける必要がありましたが、近年日本ユング派分析家協会を通じて訓練の大半を日本で受けることも可能になっています。

海外で資格取得する場合

資格取得の要件

  1. 年齢26歳以上、大学院修士号以上の学歴と、社会経験、そして50時間の分析(自己分析のためのカウンセリング)を受けた経験があること。
  2. 分析家候補生として、最低2年間在籍する。
  3. 資格候補生として、最低2年間在籍する。
  4. 国際派ユング資格を取得しているカウンセラーから教育分析を最低300時間受ける。
  5. 最低300時間のコントロールケースを行う。
  6. 最低80時間のスーパービジョンを受ける。
  7. 最低60回の症例検討会に出席する。

ユング派分析家になるにはより引用。

4の教育分析を最低300時間受けるという項目と、6の最低80時間のスーパービジョンを受けるという項目だけで約400万円が目安です。

教育分析というのはカウンセラーが受けるカウンセリングです。国際派ユング資格を取得しているカウンセラーからの教育分析は、1時間あたり1万円が相場です。スーパービジョンというのは、自分が行ったカウンセリングに対してのアドバイスを受けることで、これも相場は同じです。この2項目だけで、約400万円かかります。

候補生として、合計最低4年間在籍する必要がある

スイスのチューリッヒにあるユング研究所、またはそれと同等の機関(所在地:ベルン、ジュネーブ、バーゼル、ローザンヌ、ロカルノ、ルガーノ)で訓練を受ける必要があります。訓練というのは、いわゆる教育分析(カウンセラーが受けるカウンセリング)を受けることです。

つまり、上記の400万円以外に、ユング研究所などでの最低4年間分の滞在費がかかってきます。しかし最近では日本で訓練の大半を受けることも可能です。

日本で訓練を受ける場合

日本ユング心理学会「認定心理療法士」の資格を習得することで、日本国内での訓練をメインにしてユング派分析家資格取得の道も開けます。(海外で受ける必要のあるトレーニングもあります。)

日本ユング心理学会「認定心理療法士」資格

出願要件は、ハードルが高いです。

日本ユング心理学研究所におけるユング心理学基礎課程を修了し、かつ出願の時点で、臨床心理士の資格取得後常勤として5年以上の心理臨床経験、または、精神保健指定医・関連諸学会認定医の資格を有すること

日本ユング心理学会「認定心理療法士」資格審査規定より引用

海外で習得する場合は臨床心理士資格は必須ではありませんが、日本で教育分析の大半を受ける場合は必要で、かつ5年以上の心理臨床経験が必要になってきます。

ユング心理学基礎課程のメインは、教育分析を50時間受ける事です。

まとめ

このページで「訓練」(教育分析)としてお伝えしているのは、そのほとんどが夢分析です。

筆者も海外や日本で、ユング派分析家国際資格を取得している人から夢分析を50時間以上受けました。人の心の無意識に関わることなので、どの方もわからない時は素直に「今はこの部分はわからない」と伝えてくれ、誠実でごまかすようなことをしなかったのが印象的です。もちろんわからない部分を見ていくための具体的な方法を伝えてくれたりして、とても楽しいものでした。

興味のある方は、お近くにユング派分析家国際資格を取得している人がいるかどうか検索してみて、1回夢分析を受けてみて下さい。

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