認定健康心理士の特徴、難易度、資格取得のために必要な事

2016年8月23日

厚生労働省の「こころの耳」サイトを見ていると正直見慣れない資格「認定健康心理士」を見つけたので、この資格の特徴と取得のために必要な事を調べてみました。

認定健康心理士とは

この資格は、「一般社団法人日本健康心理学会」が認定している民間資格です。資格制度は1996年に発足。健康心理学を通して、国民の健康向上に貢献することを目的としています。

認定健康心理士の種別は「健康心理士」「専門健康心理士」「指導健康心理士」と3つあります。順に取得難易度は高くなります。

そもそも健康心理学とは?

健康心理学は健康の維持・増進に対する心理学的影響、疾病の予防と治療に関係する心理学的要因の研究、病気になったときの人びとの反応の仕方の理解などに役立つ心理学のことです。健康心理士はこれらの研究と同時に健康の増進と回復も支援します。

引用元:認定健康心理士資格申請の手引

確かに身体の健康と、心の健康は密接に結びついていると思います。体の調子が悪い時は、心も不安になったり落ち込んだりします。

この資格が特に役立てられそうな職種としては、「身体の健康」と「心の健康」の両方に関係している保健師、看護師、栄養士、教員、養護教諭、企業の健康管理者などがあげられます。

受験資格について

1番難易度の低い「健康心理士」の資格申請条件を解説します。

必須条件として、4年制大学を卒業している事と、日本健康心理学会の準会員、または正会員である必要があります。会員になるための入会資格は特にありません。入会金として3,000円、年会費として正会員・準会員とも7,000円かかります。

大学で何を学んだかで試験内容が変わります。

■ 大学で健康心理学科を卒業していて、学会基準のカリキュラムを学んでいるケース
→書類審査のみ

■ 心理学関連学科を卒業しているケース
→書類審査のみ

※上記の場合、所定のカリキュラムは認定心理士の資格取得条件の36単位と同じです。

■ 心理学関係以外の学部を卒業している場合
→少し手間がかかります。日本心理学諸学会連合・心理学検定2級(受験料:6,480円)に合格し、日本健康心理学会実施の試験(健康心理学の試験と面接試験両方)に合格する必要があります。(受験料:1万円+審査料:1万円)

学会の健康心理学の試験準備としては、当学会発行の書籍で自分で勉強する必要があります。

試験自体は東京と大阪で年1回12月頃に実施されています。

難易度、合格率

難易度はやや低めで、心理カウンセラー資格難易度ランキング8位の認定心理士と同程度です。

大学で所定の単位取得後は、書類審査だけのため難しくはありませんが、高卒の方向けの資格とは言い難いです。

合格率は非公開です。

費用について

健康心理学試験の受験料:1万円
面接試験の審査料:1万円

高卒の方の場合、通信課程の心理系大学で受験資格を満たすと、+約100万円必要です。

更新の有無

健康心理士→更新無し。

専門健康心理士、指導健康心理士は5年毎に更新の必要があります。(更新料:1万円)

5年間で所定の研修に参加したり、スーパービジョンを受ける事で規定の10ポイントをクリアすればOKです。

まとめ

他の民間資格と同じく、心理系の就職に直結している資格ではありません。学会では仕事の紹介は行っていないようです。

学会では誰でも参加できる研修会を、主に東京で行っています。興味のある方は、まず研修会に参加すると学会の雰囲気などが感じられて良いと思います。


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