心理カウンセラーの種

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ボランティアのカウンセラーを目指すのはお勧めではない理由2つ

 2016年4月28日  

ボランティアのカウンセラー活動は、2種類に分けられます。

1つは、普段プロとして活動している方が、被災された方などの特定の対象者にボランティアでカウンセリングをするケース。

もう1つは、いのちの電話のように、常にボランティアとして活動しているケースです。

ボランティアだから誰でもやれるんでしょ?と思われるかもしれません。誰でもやれるものとそうでないものがあり、有名な「いのちの電話」は1年間(トータル約100時間)の研修を受ける必要があります。研修費用は、5~6万円程度(地域によってやや差があります)。いのちの電話で研修を受けた場合、やむを得ない事情を除いて月に2回(深夜帯含む)相談員として活動する必要があります。

お金が無い時は、同時に気持ちも圧迫してきます。カウンセリングを受けたくても受けれない時に、話を聴いてくれる存在があると、救いになるかもしれません。

普段プロとして活動している方がやられるボランティアは別として、初めからボランティアカウンセラーになる事を目的とされるのは、正直あまりお勧めではありません。その理由を2つ解説します。

聴く側も、話す側も真剣味が薄れて結果を作りにくい

話す側の意識

カウンセラーは、問題解決のための気付きを促すことは出来ますが、相談者の方を変える事はできません。相談者が自分で「なんとかしよう」と思わない限り、どんな優秀なカウンセラーにかかっても問題は変わりません。当然お金を支払ったほうが、なんとかその分は取り返さなければという意識が働きます。

聴く側の意識

お金を支払ってもらうと、当然その価値を提供しなければという意識が働きます。ボランティアは有料の場合よりも結果が求められませんので、価値を提供する責任は無いともいえます。適当でも文句を言われる筋合いはありません。

逆に傷つけてしまう場合がある

悩みを話すということは、ある意味弱みを見せる・辛い出来事を思い返すということでもあり、それを適切に受け止めてもらえなかったり、説教めいたアドバイスなどをされると逆に傷ついてしまいます。ボランティアだと必然的にプロ意識はありませんので、お金をもらう場合よりも相手を傷つける可能性は大きくなるといえます。

また、例え傾聴だけであったとしても、相手の方が辛い出来事を話せる心の準備が整っている状態か、そうでないかの見分けがついていない状態や、信頼関係(ラポール)が築けていない段階で立ち入った質問をしても逆効果です。

話したくない時に話したくない事を聞かれると迷惑に感じられ、「傾聴ボランティアお断り」という結果にもなります。

まとめ

悩みを聴くということは、一見簡単にやれそうに見えるかもしれませんが、相手に向き合うエネルギーと、楽になってもらうための相応のスキルと知識が必要になります。それを学ぶにはお金も時間もかかります。その行動に対する対価が発生するのは当然のことだと思います。

  1. 聴く側も、話す側も真剣味が薄れて結果を作りにくい
  2. 逆に傷つけてしまう場合がある

以上の理由から、初めからボランティアのカウンセラーになる事を目的とされるのは、お勧めできません。

ちなみに、「ボランティア」と「研修」は話が別です。カウンセラーになりたての時に無料でカウンセリングをし、先輩にそこに同席してもらい、そのカウンセリングに対して先輩からアドバイスをもらうのは、ボランティアではなく研修・プロになる一歩手前のトレーニングといえます。

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