カウンセリングの効果が出やすい人、出にくい人の違い

 2016年11月28日  

カウンセリングを受けていて、目に見える効果が出ないと「本当にこのままで良いのだろうか?」という疑問が湧いてきたり、焦ってきます。お金をかける分、効果は出来るだけ早く現れて欲しいものです。

この記事では、カウンセリングの効果が出やすい人と、出にくい人の違いを2つ紹介します。

カウンセリングの効果が出やすい人

カウンセリングの効果が出やすい人とは、一言でいうと、「自分で掴み取る姿勢が強い人」です。

というのも、カウンセラーはクライアントという他人を変えられません。心の問題解決のサポートは出来ますが、変えられません。クライアントが悩みや課題を克服するためには、クライアント自身に「なんとかしたい」という掴み取る気持ちがない限り難しいです。

特に自分からではなく、家族に無理やりカウンセリングに連れてこられた人は、効果が現れにくいです。

また、無料でカウンセリングをすると、どうしても「なんとかしたい気持ち」が薄い人が集まりやすいです。お金を支払えば、「少なくとも支払った分は自分の糧にしよう、掴んで帰ろう」という意識が働きます。そのため、カウンセリングの効果も有料のほうが出やすいです。

カウンセラーが悪いからなかなか効果が出ないんだ!という思いの方もおられるかもしれません。もちろんその場合もあります。効果・結果が出ない、納得いかないカウンセリングを続けるのではなく、自分自身の選択でしっかりしたカウンセラーを選ぶ事も大切です。
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自分自身の内面を見つめている人は効果が出るのが早い

これは、自分自身は本当はどう感じているのか?最も辛い事はどんなことなのか?その時はどんな気持ちなのか?どんな状態が幸せと感じているのか?という内面を見つめれば見つめるほど、カウンセリングのゴールに近づくからです。

そのため、感覚が繊細な人、感受性が強い人は効果が出るのが早いです。ただ、「内面を見つめる」のは慣れる一面もあり、カウンセリングの回数を重ねるとそれが進んでいく事が多いです。

逆に、感覚を止めている人、辛い、寂しい、苦しいといった感情をあまり感じないようにしている人はどうしても効果が出るのがゆっくりになります。

効果が出るのがゆっくりのケース

悩みやトラウマが深いほど、効果が出るのはゆっくりになりやすいです。というのも、悩みやトラウマが深いほど、「感じる気持ち」を無意識のうちに強く止めるからです。

まともに感じると苦しすぎる、辛すぎて生きていけない・生活できないので、そんな時は無意識のうちに「何も感じない」ようにして生活できるようにします。

ただ、一定期間はそれでなんとかなりますが、「何も感じない」ようにしても、辛さや怒りは存在してますので、心にどんどんそれが溜まっていきます。さらに、それがどれだけ溜まっているかもわかりません。

それが溢れてくると、感情のコントロールがきかなくなったり、涙が勝手に出てきたり、過呼吸や動悸などの自律神経失調症の症状が身体に現れてきたりします。

「何も感じない」期間が長いと、それを溶かすのにどうしても時間が掛かる場合が多いです。急に溶かすと心が壊れてしまいますので、そんな時はじっくりと取り組んでいく必要があります。

カウンセリングの効果が無く、カウンセラーを変更した方が良い時

↓のような場合は、なかなか効果が現れません。

  • カウンセラーの受容の姿勢が弱いため、打ち明ける気になれない。
  • こちらへの理解が浅いため、カウンセラーからのアドバイスが見当違い。
  • カウンセラーが、ただ単に受け身で聞いているだけで問題解決の具体的な提案が出来ない。(ケースにもよります)

初回のカウンセリングで希望が見えてこなかったり、月1で3ヶ月続けてみて何の変化も見られないようであればカウンセラーを変えた方が良いでしょう。

変化として、状態が良くなるだけでなく悪くなることもありますが、これはある意味カウンセリングが進んでいます。カウンセリングを受ける事で、自分の内面を見つめていくと一時的に不安定になる場合もありますが、その時はそれを担当のカウンセラーに伝えればOKです。

いずれにせよ、カウンセリングを継続して受けていて、良くも悪くもならない、癒やしにもならない、話す事も無い、けれども問題は解決していないという場合は、カウンセラーが未熟です。

カウンセラーをコロコロ変えるのも考えものですが、信頼出来ないのであれば、変更するのも1つの方法です。

まとめ

「なんとかしたい」という掴み取る気持ちが強ければ強いほど、カウンセリングの効果は早く現れます。ただ、過去の体験で強いトラウマがある場合、効果が出るのはどうしてもゆっくりになります。

この場合は掴み取るような心理状態にはとてもなれませんので、まずはその時の気持ちを浄化する、癒やす過程が必要です。溜まっていた気持ちがクリアになれば、また元気が蘇ってきます。

カウンセリングではネガティブな気持ちやマイナスの気持ちを扱う事が多いです。そんな気持ちを思い返すのは苦しいですし、前進できていない感じで焦る時もあるかもしれません。カウンセリングはある意味「心の根っこ」を伸ばす作業でもあると思います。しっかりとした根を張ることで、上に伸びる準備も整います。

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