自己肯定感が低いとどうなる?私の実体験5つとよくある事例

自己肯定感とは、自分で自分にOKを出せる感覚のことですが、これが低いと「~な自分はダメだ」と自分で自分にダメ出しをする機会が多く、生き苦しいです。

また、他人に認められるために無理に頑張ってしまったり、自己否定=他者否定となり周囲の人に厳しくなりがちです。

私自身過去自己肯定感が低い方でした。心理カウンセラーになろうと思ったきっかけも、カウンセリングで自己肯定感が大きく高まったのが原動力です。

この記事では、自己肯定感が低いと具体的にどんな状態になるのか、私の実体験を含めて解説します。実際には様々なパターンがありますので、その一例と捉えて頂ければと思います。

1 必要以上な自分へのダメ出し

自分へのダメ出しが決して悪いわけではなく、何かの目標に向かってトライしている時はダメ出しがあって自然です。

ただ私の場合は必要以上に自分にダメ出しをしていました。

恋人が出来るのが比較的遅かったのですが、夜に1人で布団のなかで「彼女が出来ない自分はダメだ・・・」と何度も思わざるを得ず、自分で自分の首を締めている感じでした。

他人に否定されるよりも、自分で自分を否定する方がずっと多かったですね。

嫌な人からは離れることができますが、自分からは離れられないので、この思考パターンだと苦しいです。

次に職場での状態を紹介します。

2 認められるために仕事を頑張っていた

今は仕事はお客さん(相談者)や、依頼をくれた方のため、自分のために力を尽くしていますが、当初は職場の人に認められるために必要以上に頑張っていました。

もちろん職場の人に受け入れてもらい、人間関係を円滑にする上で仕事を頑張るのは自然なことだと思いますが、それを超えて頑張っている自分を認めて欲しい気持ちが非常に強かったです。

ですので過剰に頑張ってしまい、疲れも大きかったです。また心のどこかで

俺が頑張っているんだから、あなたも頑張って

と他人に頑張りを強要していた所もありました。周りの人は一緒にいてしんどかったんじゃないかと思います。

人に認められたい気持ちは強かったですが、反面自分は他人に対して厳しかったです。

3 周りの人に対して厳しい

当初の私は特に目上の人に対して求めるレベルが高く、見習いたいと思える人であって欲しい気持ちが強かったです。

職場にはそういった人は非常に少なかったので、無意識のうちにその人達には生意気な関わりをしていたと思います。実際たまに職場の年配の人から理不尽な怒られ方をしてました。

周りの人に認めてほしいと思っているけれども、自分は他人を認めない(認めれるレベルが高い)状態だったので、適度に仕事をしたい年配の人からは、少し距離を置かれていたように感じます。

自分で自分を認められていないので、他人を認める(褒める)のもとても苦手でした。そのため人間関係が円滑だったとは言い難いです。

4 余計なお世話をしていた

当初の私は職場に後輩が入って来た時、かなり積極的に仕事を教えていました。

ただ冷静に振り返ってみると、後輩に育って欲しい、チームでの生産性を高めたいという思いから教えていたわけではなく、自分の方が上である事を示すために教えていました。

後輩から聞かれれば教えたり、後輩が望んでいるから教えていたわけではなかったので、後輩からすると余計なお世話だったのではと思います。

相手が望んでいる事を提供するというよりは、マウントを取るために仕事を教えていました。

ちなみにこのコミュニケーションは、ゲーム分析という心理学では世話焼きと呼ばれています。

5 恋愛では共依存

当時交際していた彼女は、母親から虐待経験がある方で、心に傷を負った方でした。虐待を受けていただけに、その彼女も自分で自分のことを好きになれない気持ち、自己否定感が強かったのですが、私自身そんな彼女を救いたい思いが強かったです。

ですので「ありのままの彼女が好き」という訳ではなく、「変わって欲しい」気持ちで付き合っていました。彼女からするとその関わり自体が今の自分を否定されている気持ちになっていたと思います。

しばらく交際していましたが、私自身お互いがダメになるような交際だと感じ、別れを切り出したんですね。一旦はそれを承諾してもらったのですが、3日後に「妊娠している」と電話で言われました。そのためヨリを戻したのですが、後にそれがウソだとわかり、離別しています。

その彼女としても両親とは疎遠になっており、頼りにできる人を強く探していたため、ウソをついても追いすがらざるを得なかったのだと思います。

当時の私も、彼女も自己肯定感は低かったのですが、助け合うような依存ではなく、足を引っ張り合うような共依存の恋愛でした。

その他の低い状態

上記では私の例を通して自己肯定感が低い状態を紹介しましたが、その他様々なパターンがあります。※必ず下記のようになるわけではなく、人によって該当したりしなかったりします。

不快なコミュニケーションになる

自分でも気付かない無意識のうちに、不快なコミュニケーションを仕掛けたり、仕掛けられたりします。

よくあるパターンは心理学的にも確立されていて、かまってもらえる(関わってもらえる)ように自分の価値をあえて落としたり、きつい言い方をしてマウントを取ってくるタイプの人もいます。
詳細:ゲーム分析とは|不快なコミュニケーションのパターンを掴み、変える心理学

同じような失敗が繰り返される

これは恋愛でいつも同じような別れ方をしたり、仕事を同じような理由で何度も辞めたり、無意識に繰り返される人生の嫌なパターンです。

こうなる理由は何らかの自己否定の元となる価値観があり、その思いを持っている事に気付いてないためです。

その価値観が根付く根付く原因として、その人が育ってきた家庭環境が非常に大きいです。詳細は、脚本分析(人生脚本)とは|無意識に繰り返される人生のパターンの記事をご参照下さい。

これがあると無意識のうちに自己否定が繰り返されて、生きづらいです。

ちなみに私の場合は、認めてはいけないという思いがネックになっていました。

まとめ

自己肯定感が低い例として

  • 必要以上な自分へのダメ出し
  • 認められるための必要以上な頑張り
  • 周りの人に対して厳しい
  • 余計なお世話をしていた
  • 恋愛では共依存

を紹介しました。

自己肯定感が低くて苦しいのは、本当は自分を好きになりたいけれども、好きになれないからこそです。

自己肯定感が低くても生きていく事が出来るのが人の強さですが、ストレスは大きいです。高め方などについては自己肯定感が低い原因5つと、今すぐ出来る高める方法11個の記事をご参照下さい。


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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、ジョイカウンセリングスクール代表。2004年からプロの心理カウンセラーとして活動。 詳細なプロフィール

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