メールカウンセリングのメリットとデメリット

 2016年6月26日  

パソコンでメールする女性カウンセラー

メールカウンセリングとは、カウンセラーとの電子メールのやり取りで、悩みや心の問題を解決する方法です。なかにはメールではなく、カウンセラーと相談者のみがアクセス出来るホームページで行うシステムのものもありますが、大筋は同じです。

この記事では、相談者、カウンセラー双方からみたメールカウンセリングのメリットとデメリットを紹介します。

メールカウンセリングのメリット

時間の制約がない

これは相談者にとっても、カウンセラーにとっても大きなメリットです。特に小さいお子さんがいる方は、お子さんが急に体調を崩されたりする事もあります。対面か電話カウンセリングだと、ほとんどが予約制ですので、そんな時はキャンセルせざるを得ません。キャンセル料を設定しているカウンセラーも多いです。メールカウンセリングではその心配は必要ありません。相談者が都合の良い時に送信できます。

特定の場所が必要ない

これはカウンセラー側のメリットが大きいです。カウンセリングルームには月々のコストがかかりますが、メールカウンセリングのみだと場所はネットさえ繋がれば海外だろうが離島だろうがどこにいても大丈夫です。

相談者から見ても、カウンセリングルームに行く必要がないのは1つのメリットでもありますが、デメリットにもなり得ます。これはカウンセリングルームに行くと、日常から離れられ、自分のことだけに集中出来るというメリットがあるためです。相談者が家でメールを書いていると、お子さんの様子は見れますが、お子さんのことから意識を離して自分自身と向き合う時間を作るのが、対面よりも難しくなります。

わからない事がもしあれば、カウンセラーが落ち着いて調べられる

これはカウンセラー側のみのメリットですね。カウンセリングの方向性に迷った時も、先輩カウンセラーがいればスーパーバイズ(カウンセラーが受けるアドバイス)を落ち着いて受けながら進められます。

対面では緊張しやすい人が取り組みやすい

これは相談者側のメリットです。ただ、緊張が悩みなのであれば、最終的には実際に人に会う必要があります。対面カウンセリングまでの前段階として受けやすいのは、メールならではのメリットといえます。

メールカウンセリングのデメリット

問題解決に時間がかかる

ここがメールカウンセリングの1番大きなデメリットだと思います。筆者もメールカウンセリングを試しに受けてみたことがありますが、まず悩みを文章にして打ち込むと、話すよりも圧倒的に時間がかかりますし、かけた時間の割に伝えられる情報量は会話とは歴然とした差がありました。

カウンセラーの方も、1回のメールで質問をあまりに多くすると相談者が応えるのが大変なため、1回のメールで送る質問は多くて3つくらいにならざるを得ません。そうなると、問題解決にはどうしても時間がかかります。

文字のみでは限界がある

これもメールカウンセリングが流行っていない大きな理由だと思います。病院としてメールカウンセリングを行っているところもありません。もしメールカウンセリングが対面カウンセリングよりも効果がある、受けやすいという事であれば、病院も実施すると思いますがどの病院も実施していません。

返信に迫られる

これはカウンセラー側のデメリットです。始めに「返信は48時間以内にします」等と設定しておかないと、相談者側も不安になりますので、どのくらいの時間以内でカウンセラーから返信をするのか説明しておく必要があります。時間の設定はカウンセラーの自由ですが、あまりに長く設定すると相談者としてもイライラします。メールの返信は出来るだけ早く欲しいですよね。

相談者からのメールはいつ来るかわからないので、あまりに短い返信時間を設定しておくと、カウンセラー側として休みが取りづらくなります。あらかじめ休みの曜日を設定しておいて、何営業日以内で返信しますと設定しておくとこの問題はクリア出来ます。

もしメールカウンセリングを行うのであれば、カウンセラー側からの返信は、メールが届いてからの時間ではなく、営業日で設定しておくほうがよいかもしれません。

まとめ

メールカウンセリングもカウンセリングですので、必要なスキルは対面とたいして変わりません。カウンセラーとしてもローコストで実施できます。ただ、対面のカウンセリングに比べるとどうしても限界があるため、筆者としては相談者から求められれば実施するというスタンスが良いのではないかと思います。


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