メールカウンセリングのメリット5つとデメリット4つ、料金の相場

投稿日:2016年6月26日 更新日:

パソコンでメールする女性カウンセラー

メールカウンセリングとは、カウンセラーとの電子メールのやり取りで、悩みや心の問題を解決する方法です。なかにはメールではなく、カウンセラーと相談者のみがアクセス出来るホームページで行うシステムのものもありますが、大筋は同じです。

この記事では、相談者、カウンセラー双方からみたメールカウンセリングのメリットとデメリット、料金の相場を紹介します。

メールカウンセリングのメリット5つ

1 時間の制約がない

これは相談者にとっても、カウンセラーにとっても大きなメリットです。特に小さいお子さんがいる方は、お子さんが急に体調を崩されたりする事もあります。対面か電話カウンセリングだと、ほとんどが予約制ですので、そんな時はキャンセルせざるを得ません。キャンセル料を設定しているカウンセラーも多いですが、メールカウンセリングでは日時の予約が存在しないため、その心配は必要ありません。相談者が都合の良い時に送信できます。

2 特定の場所が必要ない

これはカウンセラー側のメリットが大きいです。カウンセリングルームには月々のコストがかかりますが、メールカウンセリングのみだと場所はネットさえ繋がれば海外だろうが離島だろうがどこにいても大丈夫です。

相談者から見ても、カウンセリングルームに行く必要がないのは1つのメリットでもありますが、デメリットにもなり得ます。これはカウンセリングルームに行くと、日常から離れられ、自分のことだけに集中出来るというメリットがあるためです。相談者が家でメールを書いていると、お子さんの様子は見れますが、お子さんのことから意識を離して自分自身と向き合う時間を作るのが、対面よりも難しくなります。

3 わからない事がもしあれば、カウンセラーが落ち着いて調べられる

これはカウンセラー側のみのメリットですね。カウンセリングの方向性に迷った時も、先輩カウンセラーがいればスーパーバイズ(カウンセラーが受けるアドバイス)を落ち着いて受けながら進められます。

4 対面では緊張しやすい人が取り組みやすい

これは相談者側のメリットです。ただ、緊張が悩みなのであれば、最終的には実際に人に会う必要があります。対面カウンセリングまでの前段階として受けやすいのは、メールならではのメリットといえます。

5 敷居が低く、料金が安い

対面だとカウンセリングルームまで出向く必要がありますが、メールカウンセリングだと思い立った時にすぐ申し込めるので、対面よりも敷居は低いです。

また、対面だと必要となる経費の多くがメールではかからないため、対面よりも安いです。カウンセリングルームの場所代、電気代、お茶代、机や椅子の費用も必要ありません。

料金の相場について

メールカウンセリングを実施している複数の業者を調べてみましたが、
月定額(回数無制限、カウンセラーからの返信は3日おき程度)の場合と、メール1往復の場合で設定されている事が多いです。

月定額の場合:5,000円~9,000円程度
メール1往復の場合:2,000円程度

月定額で回数も設定されているケースもあります。
1ヶ月10往復 10,000円
1ヶ月20往復 19,000円 等。

月定額だとメールの返信が遅いとクライアントもイライラしますので、回数が設定されている方が双方納得出来る感じがします。 

いずれにせよ対面だと1回60分で6,000~10,000円程度のところが多いので、そちらと比べると安いです。

メールだと伝える、キャッチ出来る情報量に限りがあるため、1往復で完了となる事はどうしても少ないです。利用されるのであれば、月定額の方がお勧めです。

メールカウンセリングのデメリット4つ

1 問題解決に時間がかかる

ここがメールカウンセリングの1番大きなデメリットだと思います。筆者もメールカウンセリングを試しに受けてみたことがありますが、まず悩みを文章にして打ち込むと、話すよりも圧倒的に時間がかかりますし、かけた時間の割に伝えられる情報量は会話とは歴然とした差がありました。

カウンセラーの方も、1回のメールで質問をあまりに多くすると相談者が応えるのが大変なため、1回のメールで送る質問は多くて3つくらいにならざるを得ません。そうなると、問題解決にはどうしても時間がかかります。

2 対面よりも効果が薄い

文字のみではどうしても限界があります。特に対面と比較すると、感情に対するアプローチが別物になります。
※対面で得られる効果についてはカウンセリングで得られる効果・メリット6つの記事をご参照下さい。

対面よりも効果があれば、もっとメールカウンセリングがメジャーになると思うのですが、病院としてメールカウンセリングを行っているところも見かけません。

対面だと使える心理療法の絵画療法や箱庭療法がメールカウンセリングでは使えないため、「心の深い部分を知りたい」という方には不向きです。

3 状況、思っている事を言葉にするのが苦手な人には不向き

対面のカウンセリングだと、悩みを言葉にしにくい方でもなんとかなります。絵画療法、箱庭療法等の言葉を使わない心理療法もありますし、苦しくて話す気力にもなれない時にはストレスを軽くする自律訓練法も出来ます。

そのため、状況や思っている事を言葉にするのが得意ではない、1行、2行以上のメールは書きにくいという方は、対面カウンセリングの方が向いています。

4 返信に迫られる

これはカウンセラー側のデメリットです。始めに「返信は48時間以内にします」等と設定しておかないと、相談者側も不安になりますので、どのくらいの時間以内でカウンセラーから返信をするのか説明しておく必要があります。時間の設定はカウンセラーの自由ですが、あまりに長く設定すると相談者としてもイライラします。メールの返信は出来るだけ早く欲しいですよね。

相談者からのメールはいつ来るかわからないので、あまりに短い返信時間を設定しておくと、カウンセラー側として休みが取りづらくなります。あらかじめ休みの曜日を設定しておいて、何営業日以内で返信しますと設定しておくとこの問題はクリア出来ます。

もしメールカウンセリングを行うのであれば、カウンセラー側からの返信は、メールが届いてからの時間ではなく、営業日で設定しておくほうがよいかもしれません。

まとめ

メールカウンセリングもカウンセリングですので、必要なスキルは対面とたいして変わりません。カウンセラーとしてもローコストで実施できます。ただ、対面のカウンセリングに比べるとどうしても限界があるため、筆者としては相談者から求められれば実施するというスタンスが良いのではないかと思います。

関連記事:メールカウンセラーになるには|必要な資格、開業について

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