臨床心理士と臨床発達心理士の違い5つ

2018年10月3日

臨床心理士と臨床発達心理士の違いを端的に紹介すると、次の通り対応分野が違います。

臨床発達心理士 臨床心理士
発達心理関係
(ADHD、ひきこもり、不登校、自閉症、発達障害等)に特化した資格。
発達心理の分野を含む医療系の心の問題全般(うつ病、パニック障害、強迫神経症など)をカバーしている資格。

臨床心理士と臨床発達心理士の対応分野の違い図

その他の違いを5つ解説します。

1 求人の違い

臨床発達心理士資格を応募条件としている求人は、民間資格では臨床心理士に次いで多いです。取得難易度が高いだけあります。

特徴としては、ほぼすべての求人で「臨床発達心理士、臨床心理士」のどちらでもOKとされている点です。

ですので、

臨床発達心理士の求人は比較的多いけれども、臨床心理士の求人はそれを含んでいてさらに多い

状態です。

2 活動場所の違い

臨床発達心理士の活動場所は、発達障害児の専門病院や公営の発達障害相談・療育センター、心理相談室等です。

臨床心理士の活動場所は、上記の臨床発達心理士の分野をカバーしつつ、病院の精神科、学校(スクールカウンセラー)がメインです。

3 取得難易度の違い

取得難易度は、臨床心理士の方がやや高い程度です。

というのも、臨床発達心理士資格は、大学院の修了が必須ではなく、発達心理学関係の大学卒業+3年以上の臨床経験で受験資格が得られるためです。臨床心理士は、指定大学院の修了必須です。

ただし、大卒の社会人の方であれば、臨床心理士の方が取得しやすいです。これは、臨床発達心理士の受験資格に、発達心理学隣接諸科学の大学院修士課程在学中、または修了後3年未満という制限があるためです。

臨床心理士は指定大学院を修了していればいつでも受験でき、こういった制限はありません。
※受験資格の詳細は、社会人になってから臨床心理士資格を取得するまでにかかる費用と期間の記事をご参照下さい。

4 認知度の違い

認知度は臨床心理士の方が圧倒的に高いです。

臨床発達心理士資格は、知る人ぞ知る資格といえます。

5 歴史と資格取得者数の違い

臨床心理士は臨床発達心理士に比べ、約8倍の資格取得者数です。

臨床発達心理士
2001年発足、資格取得者数約4,000名。

臨床心理士
1988年発足、資格取得者数37,249名(2020年時点)

まとめ

臨床発達心理士は発達障害や発達心理学に強い関心がある方向け、
臨床心理士は、医療関係の心の問題、病院やスクールカウンセラーとして活動したい方向けの資格といえます。

資格取得までにはどちらも相応の期間と費用がかかり、受験資格を満たすための難易度は高めです。

社会人になってから取得するのであれば、臨床心理士の方が採用の際には有利です。

関連:3分でわかる「臨床発達心理士になるには」


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