産業心理カウンセラーとは|難易度、資格取得までに必要な事

産業心理カウンセラーは、日本能力開発推進協会 (JADP)が認定する資格です。

よく似た名称で認知度の高い「産業カウンセラー資格」とは別物で、別団体が認定しており、産業心理カウンセラー資格は通信課程のみで取得できます。

この記事では、産業心理カウンセラー資格の難易度と取得までに必要な事を紹介します。

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※2023年4月17日(月)13:59まで

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特徴と学べる内容

産業心理カウンセラーとは

働く人たちのメンタルヘルスを守るのが「産業心理カウンセラー」の役割です。

引用元:日本能力開発推進協会サイト

職場での人間関係によるストレスケアや、キャリアプランのサポートを目的としています。

資格認定元は違いますが、認知度の高い産業カウンセラー資格の簡易版といえます。ただし、あちらは資格取得にトータル150時間以上(最短で6ヶ月)かかりますが、こちらは通信で2ヶ月間程度で取得できるため、難易度は圧倒的に低いです。

学べる内容

付属のテキストDVDで職場で働く人たちのメンタルヘルス向上とストレスマネジメント、キャリアカウンセリングについて学べます。

産業心理カウンセラー資格は、企業で働く人のメンタルサポートに関心はあるけれども、産業カウンセラー資格は少し敷居が高く感じる人向けといえます。

カウンセリング実習について

資格教育機関のキャリアカレッジのサイトによると、

現役カウンセラーによるカウンセリング実習も3回まで受講可能

とあります。

対面でのカウンセリングロールプレイ実習なのか疑問に感じたので、実際に問い合わせてみたところ郵送、FAX、メールのいずれかでやり取りする実習との事でした。

こちらのサービスは資格取得に必須ではなく任意ですので、やる気のある方向けですね。

資格取得について

資格取得までの流れは以下になります。

  1. 教材のテキスト(4冊)とDVD(4枚)で学習しながら4回の課題提出し、全カリキュラムを修了する。
  2. 検定試験にHPより申し込み、受験料5,600円を支払う。
  3. 在宅で受験(カンニング可)。

合否結果は約1ヶ月後にが送付されます。

受講期間について

平均4ヶ月、教材到着日から最長700日間まで延長可能なため、余裕があります。

難易度、合格率

難易度は低めです。期間約4ヶ月で試験は在宅でカンニング可、得点率70%以上で取得できるためです。

別資格の「産業カウンセラー」は、期間約1年、トータル費用331,000円、実習104時間は必要ですので、これと比較すると難易度はかなり低いことは明らかです。
参照:1分でわかる産業カウンセラー資格取得と更新にかかる費用

合格率は非公開です。

費用について

受講料:39,600円(10%税込)+教材送料:450円+受験料:5,600円(税込)=45,650円

更新の有無

更新の必要は無く、更新料もかかりません。

求人や仕事について

産業心理カウンセラーに限りませんが、通信課程で取得できる資格で求人や仕事は期待しない方が良いです。特に実績も紹介されていません。

まとめ

この資格は、何らかの事情で通学が難しい、産業カウンセラー資格は金銭的に難しく感じるけれども、企業の人へのメンタルヘルス・ストレスマネジメントを学びたい方向けの資格です。

一般的な心理資格と比較して、取得までの難易度は低めといえます。

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心理資格取得を目指す女性
  • この記事を書いた人

井上 隆裕

心理カウンセラー、傾聴トレーナー、2004年からプロの心理カウンセラーとして活動し、2013年に独立開業。 詳細なプロフィール

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