無資格でも心理カウンセラーと名乗れる
「心理カウンセラー」とは資格名ではなく、心理カウンセリングを使う人という意味合いですので、資格無しでカウンセリングを行っても、「心理カウンセラー」と名乗っても法律的な問題は一切ありません。
ですのでカウンセラーとして資格なしで仕事をする事は可能ですが、相談者に信頼されにくい等のデメリットが強いため、あまりお勧めはしません。
詳細:独学で心理カウンセラーになれるけれどオススメではない理由3つ
ハローワークで公募されている心理関係の仕事には、特定の資格を必要としない求人もあります。また、スクールカウンセラーや公務員の心理職でも、臨床心理士などの資格無しで応募可能な所もあります。
ただしそういった求人には有資格者が間違いなく応募していますので、無資格、未経験のままで応募しても採用されるのは不可能に近いです。気になるようでしたらトライしてみて下さい。
ただ、心理カウンセラーに近い仕事であれば、資格なしでも可能なものがあります。
無資格、未経験OKの心理の仕事
1 話し相手サービスの仕事
話し相手サービスとは、文字通り話し相手になるサービスで、対面ではなく電話で行われています。
カウンセリングのように心の問題解決を目的としたものではなく、とにかく話を聞いてもらいたい人が利用しているため、求められるのは相手を否定せずに受け止めて聞く事です。
時給は1000円程度で、在宅可能、さらに時間を自由に設定できるのがこの仕事のメリットです。
詳細:話し相手サービス(愚痴聞き)のプロになる、独立開業する方法
この仕事を得る手っ取り早い方法は「話し相手サービス 求人」などで検索し、募集をかけているサービス運営元に応募する事ですが、辞める人が少ないためか、常に応募されているわけではありません。
他の方法として、ココナラの愚痴聞きカテゴリに登録して依頼を待つ方法です。サービス運営元のココナラに30~60%の手数料を差し引かれるのがデメリットですが、手軽に始められるのがメリットです。
ただし顧客は登録している人のプロフィールを見て申し込むかどうかを判断します。どうしても何らかの資格を持っている方が信頼されやすいです。
最安で取得できる心理資格は、通信で2ヶ月で取れるセルフケアカウンセラー資格です。
その他の通信心理資格もこちらから無料で資料請求できるので、取り寄せてチェックしてみて下さい。
上記の方法で仕事をスタートしてみて、続けてやっていきたいと感じられたらご自身で話し相手サービスのサイトを作成し、そのサイトから集客すれば顧客が支払う取り分は、ほぼすべてギャラになります。
必要経費が電話くらいで在庫をもつ必要がなく、少ない費用でスタートできるのが魅力です。大きな赤字にはまずなりません。
ココナラと同じような登録型のサイトをカウンセリングの仕事を得れるオンラインサービス4選【求人あり】で紹介してます。どこに登録するにせよ、何らかの心理資格があったほうが圧倒的に有利です。
2 SNSで自分の体験を発信する
こちらも心理カウンセラーに近い仕事として紹介します。
カウンセラーを目指す方には、過去自分自身がメンタルを病んだ経験をされている方が多いです。その体験談をYouTubeなどのSNSで発信し、広告料を稼ぐ方法です。この場合の広告料は、グーグルのアドセンス広告と呼ばれるもので、動画の途中、前後などに挟まれる広告をクリックしたり、見ることで料金が発生します。
↓の動画は過去うつ病だった方が発信されている動画ですが、ここまで自分の体験を話せるようになるには、ある程度回復している必要があります。
YouTubeの収益化には条件があり、チャンネル登録者数が500人以上、有効な公開動画を3本以上をアップロード(直近90日間)、有効な公開動画の総再生時間が3,000時間以上をクリアする必要があります。
ハードルはやや高めですが、動画撮影時に話すことで自分の心の整理が進むことも多く、粘り強く取り組めれれば他人の役に立てれるだけでなく、お金も稼ぐことができ、一石三鳥くらいの効果があります。
スマホ1台あれば無料でやってみることができますので、自分の体験を話せそうな方にお勧めです。
まとめ
ストレス社会とはいえ、無資格で心理カウンセラーとして仕事を得るのは、限りなく難しいです。
資格を得るのが目的であれば通信の心理資格が手っ取り早いですが、仕事を得たいのであれば、民間のスクールの中には受講生に仕事の紹介をしているところもあります。
↓からお近くのスクールの資料を無料で請求できますので、気になる方は是非取り寄せてみて下さい。資格なしで活動するのはお勧めしません。