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メンタルケア心理専門士とは|難易度、費用、資格取得に必要な事

メンタルケア心理専門士は、メンタルケア学術学会が認定する資格です。

特徴としては通信課程で取得できるタイプではグレードが最も高く、通信課程ながら心理学、カウンセリング、精神医学についてトータルな観点で深く学べる点です。

同学会が認定している通信心理資格には様々なタイプのものがありますが、

  1. メンタルケアカウンセラー
  2. メンタルケア心理士
  3. メンタルケア心理専門士

の順で取得難易度が高くなります。

この記事では、メンタルケア心理専門士資格取得のために必要な事や、難易度について解説します。

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※2024年12月2日(月)9時59分まで

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資格取得について(受験資格)

注意しておきたいポイントとして、メンタルケア心理専門士資格を取得するためには、まずは下位資格となるメンタルケア心理士資格を取得するか、こころ検定2級に合格する必要があります。
認定試験については2018年より「こころ検定1級」に統合されており、資格取得までは次の流れになります。

  1. メンタルケア心理士を取得するか、こころ検定2級に合格する。
  2. メンタルケア心理専門士講座(通信)を受講修了する。
  3. こころ検定1級に合格する。
  4. メンタルケア心理専門士の資格登録申請をする。

こころ検定1級は学科試験と実技・口述試験に分かれています。

学科試験は4択で120分、会場(全国約200ヶ所有)まで出向く必要がありますが、かなりの地方都市で受験可能です。

実技・口述試験については、東京、大阪では年2回、福岡、愛知、宮城、北海道で年1回実施されています。

メンタルケア心理専門士講座で学べる内容

カウンセリング技法の基本と様々な心理療法、
行動療法認知行動療法自律訓練法交流分析等)に加え、

  • 応用生活心理学
  • 精神予防政策学
  • 精神医科学緒論

について学べます。

特に応用生活心理学や、精神予防政策学は、相手のためだけでなく、自分自身にも活用しやすいのが良いですね。

5冊のテキストと合計21枚のDVDが用意されており、ボリュームがあります。

通信の添削回数は8回で、こちらも他の通信心理資格の倍のボリュームです。

こころ検定1級の公式教材にもなっています。こころ検定1級に合格するためには「実技・口述試験」もありますが、この公式教材でDVDと合わせて効率的に学習できます。

受講期間について

学習期間は最短4ヶ月~標準6ヶ月(無料延長6ヶ月有り)です。

必要な費用

メンタルケア心理士と別々で取得した場合、トータルで213,900円(税込)かかります。

173,600円で取得する方法も後述してます。

内訳としては、メンタルケア心理士資格取得にかかる費用:75,300円(税込)+
メンタルケア心理専門士講座(通信課程)受講料:120,000円(税込)+
こころ検定1級受検料合計:13,000円(税込)+資格登録料:5,600円 です。

メンタルケア心理士とセットの総合講座で取得すると、上記よりも40,300円安く受講できます。該当する方はさらに31,000円キャッシュバックされる制度が使えるので詳細を解説します。

メンタルケア心理士®総合講座の費用

メンタルケア心理士®総合講座は、メンタルケア心理士と、メンタルケア心理専門士の講座がセットになったものです。(上記リンクの「受講お申し込み」からタブで総合講座が選択できます)

総合講座の場合、一般教育訓練給付制度が使えるため、該当する方は受講料の20%(31,000円)が講座修了後にキャッシュバック(雇用保険から支給)されます。

この制度が使えるのは、次の条件に該当する方です。

在職者、もしくは離職した(雇用保険の被保険者でなくなった)日から1年以内の者であり、雇用保険の被保険者期間が1年以上である者。
※この制度の利用経験者は、被保険者期間期間3年以上かつ前回給付から3年以上経過している必要有り。

手続きはかんたんですが、スタッフから案内があるわけではないため、ご自身でハローワークに申請する必要があります。該当する方は絶対に利用すべきです。

別々に受講した場合のトータル費用213,900円(税込)よりも40,300円安くなり、総額173,600円になります。(各試験料、登録料込み)

受講お申し込みはこちら

総合講座を修了すると、合計4つの資格を取得できます。
(メンタルケア心理士、メンタルケア心理専門士、こころ検定2級・1級)

更新の有無

更新の必要は無く、更新料もかかりません。

難易度・合格率について

資格取得までの難易度はやや高めといえます。

というのも、こころ検定1級の合格率については公表されていませんが、以前認定試験として実施されていた「メンタルケア心理専門士認定試験」の合格率自体が高くないためです。

平成29年のデータが公表されており、平均合格率14.6%となっています。こちらと「こころ検定1級」のレベルが大きく変わる事は考えにくいです。
参照元:メンタルケア学術学会

合格率が厳し目の分、中途半端なカウンセラーは作らないという姿勢がうかがえます。

仕事や求人について

仕事や求人は特に公開されていませんが、資格取得後メンタルケア学術学会に入会すると独立相談を受けれたり、協会教育指定校で認定講師としての活動する道があります。

まとめ

通信課程で最も深く学べる心理資格ですが、取得難易度も高めです。

カウンセリングの中でも特に医療分野に関心が強く、メンタルケア心理士資格を取得してみて、さらに学びを深めたいと感じられた方向けの資格といえます。

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  • この記事を書いた人

井上 隆裕

2004年よりプロの心理カウンセラーとして活動。2013年に独立開業。ジョイカウンセリングスクール代表。 運営者情報

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